やはり、長い歴史をさらっと読めるところがいいように思います。
ただ、その分スピードが速いのが難点かと。
おそらくこの本を買おうという人は、中国歴史物全般に興味が
あると思うので、いろんな著者の各時代の著書なんかと併せて
読むと一層面白いのでは。
この本で数十頁分の時代も、数冊の本で書かれている場合が多い
ですから。
安能務や吉川英治や田中芳樹や、俺はそういった人の本を読み
漁っています。
逆に、すでに詳しい人にとっては、ある意味ダイジェスト的に
楽しめます。他の本の訳とは話が違ったりして楽しめる部分も
あります。