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Live in Central Park [DVD] [Import]

価格: ¥1,193
カテゴリ: DVD
ブランド: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
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この1995年の屋外コンサートでは、ソロ活動が頂点を迎えた頃のアニー・レノックスを見ることができる。演奏曲目は、レノックスの書き下ろし曲が数多く収録された1992年の傑作デビュー・アルバム『Diva』と、それに続いてリリースされた良質なカバー曲集『Medusa』の両方から選ばれた。パワフルな歌声を披露するレノックス、ポップ/ロック/R&Bの要素が混在する楽曲群、うっとりと聴き入るオーディエンス。本作『Live in Central Park』は、冒頭のダウンビートから最後のコーダに至るまで魅力いっぱいだ。知性とドラマ性をミックスさせて盛り上げる、おなじみのレノックス節は健在。かつてユーリズミックスの片割れだった彼女は、短く刈った黒髪に派手なタータン模様の衣装という格好で、様式化を極めたユーリズミックス作品よりも角の取れた、心地よいサウンドを築く。テーマとなるのは“愛の妄執”。これが、このスコットランド人によるソロ活動とグループ活動の橋渡し役を果たしている。「Walking on Broken Glass」、「No More “I Love You's”」、「Little Bird」といったソロの代表曲が、強迫観念・傷心・諦観の恋模様を織り成す。その中に、レノックスの選んだユーリズミックス時代のレパートリーが、すんなりと溶け込んでいくのだ。
   コンサートの模様は丁寧に撮影・録音されている。だがオーディオ音声は、鮮明ではあるものの、残念ながら5.1chサラウンド仕様ではない。まだDVDが普及していなかった時代の作品なので、この点は仕方のないところだ。しかし、『Medusa』のために制作されたプロモーション・クリップ4本が、その欠点をかなりカバーしている。これ以降のレノックスのリリース作が乏しいことを考えると、何ともありがたいオマケと言えそうだ。(Sam Sutherland, Amazon.com)