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東亰異聞 (新潮文庫)

価格: ¥662
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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大好きな作品です。 ★★★★★
まず、タイトルが「東京」ではないところに注目。
歴史上ほんとうにあったかつての東京では無い、あくまで架空の街が舞台です。
それだけに、ラストにはあっと驚くしかけが…

しかし、私はこの作品の何よりの魅力は冒頭部にこそあると思ってます!
不思議な雰囲気、人ともモノノケともつかない不思議な「香具師」たち。
ホラーでもミステリーでもない独特の世界観に、
読み始めたら首までどっぷり!一気に!つかれます。。。

大好きな作家さんですが、
この一作はとくに好きです。
十二国記シリーズとはまた違った「小野不由美」を体感できますヨ。

ラストが圧巻、小野不由美らしさが光る ★★★★☆
 この方も、ファンタジーノベル大賞が見出した逸材。あまりメジャーではないようだが、あなどれない賞である。
 さて、物語はもう書くまでもないようだが、帝都「東亰」を舞台にした謎解きの物語。怪しい魅力的な人形使いとその人形、懐かしの十二階、怪人、公爵家の美少年、お家騒動と、少々盛り込み過ぎの感もあるが、そのため雰囲気は十分。読んだ当時はあまりに容赦のない書きように、当の公爵家から文句が出ないのかと変な心配をしたりした。
 圧巻は、やっぱりラスト。東亰をヴェネチアにしちゃったよー。
 
さすがは小野不由美先生! ★★★★★
東京のパラレルワールド、「東亰(とうけい)」の明治時代を舞台に繰り広げられる。
開化という時代の節目に、夜の者が騒ぎ始める。惨殺される民衆。果たして物の怪か人間の仕業か…。

最初は、怪談ものを読む感覚だが、途中から推理ものになり、最後は「あっ!」とうならされる結末が! 

文体も明治時代色豊かで、夜の街に瓦斯(ガス)燈が灯る、その中を怪しげな夜の者が跋扈するシチュエーションが目に浮かぶ。
圧倒的な筆力にぐいぐい引き込まれる。
さすがのひと言に尽きる作品!
昼より夜がスキ!な人に ★★★★★
こういうのを「SFファンタジー小説」っていうんでしょうか。架空の都市「東亰」で起こる、連続殺人事件。で、その容疑者が・・・妖怪??ヒトダマは飛び交うわ、人形は喋るわと、ある程度ヤリタイ放題な設定であるにもかかわらず、その犯人探し、そしてトリックの解明っぷりが、とにかくリアルなんです。物凄く、現実的なんです。ファンタジーものは正直苦手な僕ですけど、コレはおおいに!大いに楽しめましたねー。
選ばれし者 ★★★★☆
それとなりたいものがそれに選ばれる訳ではないのです。
選ばれたのは彼でした。
のち「魔性の子」での広瀬と高里でもそう。
初期らしい物語めいた道具仕立ても魅力の作品。