※本書はFire HDX、Fire HD、Fire HDX 8.9、Kindle Voyageのプレビューツールで表示確認を行ないました。
※iOS 端末の表示確認は行なっていません。

本書に興味を持って頂きまして、誠にありがとうございます。

はじめに

「JavaScriptで、動くものを作成したい」という方のための解説書です。

【作る】【動かす】【機能追加】という作業を繰り返しながら、
段階的にゲームを作成します。

本書は「ゲームのメイキングを書籍化したもの」と言えます。

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ゲームの内容

　1、古典的なダンジョンが表示
　2、移動してゴールを目指す
　3、途中で敵が出現
　4、弾を撃って、敵を倒す

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本書について

　1、1行ずつ丁寧に解説します
　2、学習用のプログラムを利用します
　3、可読性の高いプログラムを利用します

商用プログラムではなく、学習用にアレンジしたプログラムを利用します。
「プログラムの読みやすさ」を重視しているので、「ゲームプログラム」っぽくありません。
（再帰処理やクロージャー、関数型プログラミングなどは利用しません）

本格的なゲームを作成する前に「プログラムに慣れておきたい」という方が対象です。

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学習順序

　1、画像をキャンバスに表示
　2、複数画像をキャンバスに表示
　3、マップを利用して、特定の範囲をキャンバスに表示
　4、移動処理
　5、弾を表示
　6、敵を表示
　7、衝突判定
　8、ゴール表示
　
「移動処理」まで学習すると、簡単な「迷路」を作成できます。
ここが一つの目標です。

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注意事項

　1、拙著「JavaScript入門」で解説した内容は、本書で割愛します
　2、例題は商用プログラムではありません（学習用です）
　3、言語仕様の解説はありません
　4、HTMLやCSSの解説はありません

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想定読者

本書は、次の技術を持っている方を対象にします。

　1、2次元配列を利用できる方
　2、for文を2つ利用して、九九の計算表を作成できる方

詳細

本書では「カメラ」や「レンダリング」という言葉を利用しますが、
本書独自の概念なので、ご注意下さい。
（3Dプログラミングのカメラやレンダリングを学習する事はありません）

01 言語仕様
　00 JavaScript言語仕様

02 画像のロード
　00 画像表示
　01 画像のロード

03 背景画像を描画
　00 レンダリング

04 カメラ
　00 カメラ
　01 カメラワーク（右方向）
　02 カメラワーク（上下左右）

05 ロボ描画（迷路作成）
　00 ロボを表示
　01 ロボを移動
　02 ロボの歩行
　03 迷路完成
　04 コントローラー改善

06 弾を実装
　00 弾発射

07 敵を実装
　00 敵を描画
　01 敵管理Objectを作成
　02 敵移動

08 衝突処理
　00 ロボと敵の衝突
　01 弾と敵の衝突

09 完成
　00 完成

※
最初にゲームで利用するライブラリを作成します。
そのため、最初の章のほうが難しい（大変な）印象です。だんだん簡単になります。
【04-00 カメラ】
この章を終了すると、あとは楽です。