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沈黙の教室 (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥987
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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意外性は少ないが読んじゃう ★★★★☆
作者自身も、この本は、そんなに好きではないと、別の本の解説で語っています。確かに、作者としてはこの小説と違う作品で、賞をもらいたかったのだろうと思います。そう言う意味では、彼の代表作ではないと思います。小説の結末や、犯人に、そんなに意外性はないし、読後感もそんなによくありません。…でも、そういいながら、この本は、面白く、引き込まれるように、どんどん読みました。それは、最初に記憶喪失の男を登場させ、それと恐怖新聞の支配する過去の学校がどうかかわるのか?記憶喪失の男の招待は?という、導入部の設定が謎にみちていて興味深いからだと思います。読んで損はない本だと思います。
折原氏の最高傑作 ★★★★★
個人的には作者の最高傑作だと思う。20年前の小学校の同窓会の通知が復讐劇の始まりとなる。そのクラスは正体不明の"恐怖"に支配され、その"恐怖の支配者"に逆らう者は"粛清"される。なにしろ"恐怖新聞"が配られるのだ(つのだじろうみたいだ)。そうした過去の忌まわしい出来事が「百物語」の形式で語られる。この過去の描写は圧巻である。

それとカットバックして現在の連続殺人事件が描かれる。いやが上にも緊迫感が高まる。過去と現在の謎が錯綜する中、結末に近づいても犯人の正体を掴ませない作者の卓越した技巧。異様な程に息詰まるサスペンスと本格の味とが見事に融合した現代ミステリの傑作。
題名にひかれて ★★★★★
題名がまずおもしろそうで買いました
分厚いので読めるか心配でしたが 読み終える頃にはどっぷりと
つかり、折原ワールドにはまりました
続編も早速 購入してるので引き続き はまりたいと思います
この方の本はまだ三冊目ですが 独特な書き方で読者を唖然と
させますよね~
ホントに上手いです!!
肩透かし ★★☆☆☆
『恐怖新聞』meets『魔太郎が来る』?
どんな叙述トリックかと期待していたら、あまりにもそのまんまで拍子抜け。
あるべきパーツがあるべき場所に収まるだけなので驚きも何もない。
本格?ホラー? ★★★☆☆
同窓会をおこなってる現在と過去が入り乱れる作品。倒錯のロンドをテクニックの作品とするならばこちらは力の作品。結構ホラーとしても楽しめるのでは?