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沈黙者 (文春文庫)

価格: ¥610
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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最後の最後まで種明かしをしないが・・・ ★★☆☆☆
犯人は誰なのか?動機は何か?沈黙者は一体誰なのか?何故沈黙したのか?

今回も最後の最後まで種明かしはされていない。

つまり9割読むまでドキドキするわけである。

残りの1割で種明かしをするのだが

今回は非常に物足りなかった。

誘拐者や冤罪者のような大きな驚きも納得もないため

あまりお勧めは出来ない作品である。
ガッカリだよ ! ★★★☆☆
「者」シリーズ中の一作。本シリーズは従来からの表芸の叙述トリックに社会性等を加えた新しい試みなのだが、シリーズを通して失敗していると思う。

本作も2つの事件が並行して描かれ、その交錯点が興味の的と言う作者得意のパターンの筈なのだが、最後に明かされる真相に驚きが無いのである。作者のデビュー当時から付き合っている私には不満の残る出来。叙述トリックに拘る姿勢には感服するが、変に社会問題等を絡ませて一番重要な"意外性"を置き去りにして貰っては困る。折原氏には、いつまでも究極の叙述トリックを目指し続けて欲しい。
読んでしまったことを後悔した一冊 ★☆☆☆☆
万引きをして逮捕され、裁判にかけられるが自分のことを何一つ語ろうとしない犯人。また2件の殺人事件と平行してストーリーが進行していく。ラストまでにその犯人と事件との関係がわかるが、その陳腐さと不自然さにしばし唖然とした。私は読む価値がないことに気付いたら9割方読み終えていても読むことを止めてしまうが、なぜか最後まで読んでしまった。残ったのは後悔だけという、思い出に残る一冊となった。
とにかく ★★☆☆☆
動機が弱い。平行して語られる3つの事件、万引きでつかまった少年が頑なに名前をかたらない動機、さらに2件の殺人事件の動機、最後の最後まで読者をひきつける上手な構成と語り口であるにもかかわらず、最後に明かされる動機の弱さ。 もったいぶった割にはたいしたことなかった感が残る・・・。 「こんな動機では納得できない読者である自分」にも問題があるのだろうか?
ともフト考えさせられますが、娯楽という意味で考えたらもうちょっとヒネリがほしかったなと思います。 展開も間延びせず一気に読める面白さを持っているだけに非常に残念・・・。
ちょっと物足りないか ★★★☆☆
折原作品は欠かさず読んでいるが、今回もまた作者の叙述トリックにだまされた。作者得意の叙述の部分は相変わらずすごいのだが、物語全体を見ていると、ちょっと物足りない。
(読み応えということでは、「倒錯」シリーズの方がよい)
それと犯人の動機の部分が「驚くべき」というほどではないと思う。
あと、最後が折原作品にしては珍しくほのぼのしていたので、推理ものとしては残念な気がする。
初めて折原作品を読む人にはこれくらいの作品がいいのかもしれない。