インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

& The Glass Handed Kites

価格: ¥744
カテゴリ: CD
ブランド: Sony
Amazon.co.jpで確認
沈黙し、耳傾けせしめる透明な世界 ★★★★☆
北欧Denmarkの4ピースバンド、Mewの2年振り、2枚目の
アルバムAnd The Glass Handed Kites。透明感溢れ純真な
メロディラインと、内に込み上げて来る静寂の情熱は、
前作同様、明朗なテーマ性と秀逸なフレーズのそこかしこから
伝わって来る。

シングル・カットされた、“Why Are You Looking Grave?”、
は後に続く“Apocalypso”、“Special”に共通する、しなやかで
瑞々しいサビを特徴とした印象的な響きを持ち、重く掻き鳴ら
されるイントロのギター・リフからは予想外の清々しく流麗な
メロディがピアノに絡み、ファルセットのサビへの展開が爽快な
“The Zookeeper's Boy”、“Saviours Of Jazz Bullet”、
“An Envoy To The Open Fields”では叙情的スケールの大きな
世界を表現し、シンセサイザの音と聴きまごう歌声の
特徴も生き生きとその魅力を放ち、曲に溶け込んでいる。
踊る様なギターがスタイリッシュなインストゥルメント
“Small Ambulance”を挟み、躍動感みなぎる“The Seething
Rain Weeps For You”のこれまで貫かれた静に対極する動の
アプローチが新鮮。

sigur ros の神秘的な音色に傾倒しつつ、ギターサウンドをより強調し、
意識的にエコーやシンセサイザを多用、深淵にまで至らない所でポップ
性も残したのが今回のアルバムの印象である。聴き終わる度に心が
透き通るように軽くなり、同時にさっぱりとした良質な余韻をも残す。
それなら聴き逃す手はあるまい。
まさかの強行突破 ★★★★☆
完成されたデビューアルバムの世界。
続くセカンドではよりキャッチーな作品を出してくるのではないか・・・
そんなくだらない予想を完璧に裏切った壮大な音世界。
リズムもメロディもより複雑に、難解に深化している。
一曲目からヘヴィーなインストで始まり、そのストイックな姿勢に完全に撃たれる。
しかし、リリース前にライブで聴いたときには頭も体もついていけなくて
立ち尽くしたまま彼らを見つめるしかなかったのだが。
まずは聞き込むことが必要。
ダイナソーは大好きなのだが、MEWの作品としては、
Jの声は特徴がありすぎて違和感を感じる。
ダークなチャレンジ ★★★★★
デンマークの4人組ロックバンド
MEWの2ndアルバム。

傑作デビュー・アルバム『フレンジャーズ』から2年半、
2ndアルバムで失速してしまうバンドの多い中、
彼らは、勇気を持って大胆な世界観に
チャレンジしてきた。

内面の闇に広がるダークなテイスト、
プログレを思わせる壮大な展開と美しさ、
タイトで剥き出しのロック・スピリッツ。
それらが、彼らの持ち味である繊細な透明感と共鳴し
耽美で神秘的なロック・オペラを
高い完成度で作り上げている。

歪みながら、飛翔する大胆さと
湖面の波紋のような静けさ。

デビュー作の延長線上を期待していた人には
たぶん衝撃を与えるだろうが
聞き込むうちに、きっと納得がいくだろう。

彼ららしさが絶妙に織り込まれているからだ。

そして、深さと厚みを増したサウンドと
ダークな中毒性の魔力に取り憑かれるかもしれない。

日本盤の日本語ボーナス・トラック
「White Lips Kissed」を聴くと
彼らの誠実さ・真摯な姿勢がよくわかる。

相当練習したであろうヴォーカルは
これまで多くなされてきた
海外アーティストによる
いい加減な日本語とは一線を画す
素晴らしい出来。

ジャケットのアートワークの
出来の悪さだけが残念だ。

妖精の戯れ ★★★★★
 前作「Frangers」の端々で垣間見ることのできた、既存のフォーマットを嘲笑うかのように目まぐるしく表情を変える展開とフックの効いたメロディ。2年半のインターヴァルを挟んで届けられたこの2ndアルバムにおいて、その卓越した音の構築力は完全にその姿を露わにした。
 
 氷塊を思わせる重く怜悧なギターリフが叩き込まれ、オーロラを思わせるコーラスが下から湧き上がるオープニングトラックから、ほぼ全ての楽曲が途切れることなく展開していく。「音の万華鏡」と評した前作のカラフルさとは異なり、今作、特にアルバム前半部では空間を掘削する重厚なリフとリズム隊が前面に押し出されている。故に、一切の夾雑物を廃したヨーナスの歌声がより強烈なコントラストを伴って鳴り響き、耳殻へと突き刺さる。中でもマイナーコードのギターリフが激しくかき鳴らされるTr.5"Apocalypso"から、邪気溢れるリズム隊と下層で戯れるヨーナスの歌声に背筋をゾクゾクさせられるTr.6"Special"、天使の交歓を思わせる美しいハーモニーが舞い踊る"The Zookeeper's Boy"へと続く流れは何度聴いても素晴らしく、言葉に言い表しがたい昂揚感をもたらしてくれる。

 "She Came Home For Christmas"や"Comforting Sounds"のような、完全に高みへと突き抜け完結する楽曲を数多備えたデビュー盤も鮮烈だったが、作品トータルとしての完成度を見れば、今作とは比較にならないだろう。荒々しくも柔らかで、眩暈のするような昂揚感が横溢する素晴らしい作品だ。

脳に染み込む透明感。 ★★★★☆
ジャケが1stと大分違い、ちょっと不気味に見えなくもない。
曲は1stのキャッチーさや、イキオイはないかもしれない。

だけど、ながーく聴けるアルバムになりそう。
静かなんだけど、ノイジーなギターはバックでずぅっと炸裂してる。
なんつーかジワジワと脳に染み込んできて、心地良すぎる不協和音とでもいうか。。
北欧特有?の静と動がうまい具合に絡み合い、安らぎを与えてくれる。
一方で、生への強い衝動みたいなものも感じる。

うーん、いい意味で化けたな。
全然違うけど、MansunのSIXを思い出しました。
ルックスやら声で女の子から人気あるのはわかるけど、ヤロー含め万人に通用するロックだ。
特にこのアルバムでの数少ない疾走感溢れる曲であるapocalypsoは文句なしにカッコイイ。
聴いてると、遠くに逃避したくなるような。。

北欧にまたひとつ、グレイトなアルバムが完成した。。