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熱い絹(上) (講談社文庫)

価格: ¥730
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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酷い。。 ★☆☆☆☆
題材も面白いし、前半の引き込みも良い。
が、後半は本当に酷い。
作者は多分途中で作品に飽きちゃったんだろな。
後半の事件の真相について語る長谷部のもったいぶりに腹が立つ。
同じ説明が多いのも。
上・下巻に分けるまでもない。1冊に纏まるだろうに。。。。
マレーシアに興味がある人にはお勧め!! ★★★★☆
マレーシアに興味がある方ならばすごくお勧めです。ちょっと古いですが、今のマレーシアと比較してみると興味深いです。キャメロンハイランドの描写もとてもいいと思います。
松本清張氏の数少ない海外が舞台になっているものです。
手ごろな暇つぶし用娯楽ミステリー ★★★☆☆
タイのシルク王(米国人)のマレーシアでの失踪の実話を参考にした推理小説。上下に分かれているが、スリルのあるストーリーは面白く、1週間で読める。

シルク王が失踪、彼の妹は軽井沢で殺害、加えて1人の日本人青年もシルク王が失踪した地で殺害され、その動機と犯人を推理させる内容。旧日本兵が主要登場人物の1人になっている。

なお、細部がお粗末。これは著者だけでなく、出版社の責任でもある。下記の程度のチェックができなくて、何のための編集者であろうか?
① 上巻P.51に、表札に「Miss」と入っていないのは用心のためと思われた、との記述があるが、Mr.やMissは敬称であり、自分で表札に入れるような文化は無い。②「野菜屋」との表現があるが、常識的に「八百屋」であろう。

(参考)松本氏が参考にした『ジム・トンプソン――失踪の謎』(ウィリアム・ウォレン著、吉川勇一訳)はシンガポールの出版社(エディシオン・ディディエ・ミレー(EDM))から英語版、日本語版ともに出版されているが、日本では入手困難。『失踪』はなぜこのタイ・シルク王(ジム・トンプソン)がタイに定住するに到ったかの説明、タイ人の民族性、さらに当時の東南アジアの政治状況などの分析にまで及んだ、ミステリーとしてだけで無く文化解説書として実に素晴らしい傑作である。

設定は興味深いですが。。。 ★★☆☆☆
タイシルク王の謎の失踪という実際の出来事を題材にしていて、タイに何度か行った事のある自分にとっては、大変興味を持ったのですが、どうも最後の謎の解明がこじつけに感じてしまいました。
タイシルク王失踪の真実に迫る情報がないのか、この事件を題材にした物語は、どうも最後の謎解きに強引さが出てしまっている気がします。

巷で『砂の器』が話題になっている頃に、あえて選んだのですが、今度こそは『砂の器』を読んで、著者のすごさを体験したいです。

大風呂敷をきれいに畳めなかった本 ★★☆☆☆
(上・下巻を通した感想を書きます)

実際にあった、タイのシルク王(ジム・トンプソン)の失踪事件を元に書かれた本です。レビューにある通り、壮大なスケールで書かれているのですが、風呂敷を広げすぎた感は否めません。上下二巻に無理矢理収めたようで、下巻の謎解きの場面は飛躍が多すぎると思います。上巻でぐいぐいと引っ張られたのに、最後に筆者が読者を突き放してしまったようで残念です。着想もとても面白かったんですけどね。

でも、もしこれからマレーシアに行く予定がおありでしたら、これを読んでおくことをお勧めします。キャメロンハイランドが1.3倍ぐらいは楽しめると思います。