読んでみるもんだナ
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いろんな悩み事、相談が出ている。
そうかと心寄せると、とたんに見えなくなる。
悩み、そんなものあるのか。
あるなら出してみろ。
悩みは消え、問題が出てくる。
良い本。
言いたいように、
アドバイザーが自分を語りながら、
その人自身が垣間見える。
些細なことでくよくよ悩まないで生きていけるための指南書
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痛快に面白かった。
と、同時に、いつの時代も若者の悩みというものは似たようなものだと、つくづく感じ入った。
しかし、ここで若者の悩みに真正面からぶつかって、ばっさばっさと斬りに斬っている教養人たちのすさまじいまでの本気ぶり。
でも、本気だから、読みごたえがある。だから、ずっと40年も続いてきたんだなと思いました。
私の世代は、講談社のホットドッグプレスで連載されていた北方謙三氏の「試みの地平線」にお世話になったものですが、改めて、週刊プレイボーイの人生相談を読むと、これもまた面白く、ためになり、クリスチャンが聖書を常に肌身離さぬようにするがように、この書籍も我々男子のバイブルになりうると信じる次第でございます。
迷える子羊たちへ
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ってサブタイトルつけてもいいんじゃないかな?
若い人間が、
学生運動しようが、
しらけようが、
バブルで踊ろうが、
受験戦争に巻き込まれようが、
就職氷河期に巻き込まれようが、
いじめが増えようが、
自殺が増えようが、
どの時代でも結局「クヨクヨ悩むこと」ってのは、
恋愛であり、
セックスであり、
自分の容姿であり、
仕事であり、
人生であり、
哲学なんだなと。
時代が移ろっても、それだけは相変わらず変わらないのだなと。
そして、どんなに時代が移ろっても必ず救世主がいるもんだと思える、
この本自体が「救い」。
熱い、とにかく熱い。