フロー体験とグッドビジネス
★★★★☆
チクセントミハイといえばフロー理論。この理論を基礎にビジネスにどう活かしていけばいいのかを伝える書物です。
例えば、毎日工場のラインでビスを同じ箇所に締めるだけの仕事、ルーティンワーク、過酷な労働条件での作業をどのように楽しく過ごしていけばいいのかをフロー理論によって読み解いています。
楽しくない、つまらない、つらい、ストレスがたまる等・・・・仕事に対するワーカーの率直な問題の解決策がフロー理論によって展開されている良書。本書を一読されれば現場のワーカーはもちろんのこと企業経営者や現場リーダーがどのように現場と接していけばいいのかについてのヒントを与えてくれます。
フロー体験とグッドビジネスの両方を達成されたい方にはお勧めの一冊だと思います。