分かりやすい!実践的財務分析
★★★★★
望月、花房コンビの著作は分かりやすい。
解説が必要以上に細かくないし、
大局観を持てというメッセージが一貫していて、
読んでいて安心します。
本書は経営数字を理解するための1冊。
「決算書分析術」より初歩的かなと思いました。
実践定な財務分析だと思います。
脱予算経営
★★★★☆
・価格が急に下がったら、開発費が回収できたからと思え。
・時間とともに価格が下がっていくから、広告費はタイムリーに投入する必要がある。
・脱予算経営では、KPI活用が有効。
この3つが参考になりました。
後半はERPの話がでてきて、会計から離れてしまっていたのですが、ネタ切れだったのでしょうか....。
タイトルに惹かれて購入しましたが・・・
★★☆☆☆
企業のマネジャーとして心得ておくべき会計上の話題が網羅されており、会計の素人として、それらの整理ができました。
ただし、すこし読みにくい本でした。
1.突然難しくなる
非常に基本的で平易な内容から、突然難しい内容になり、立ち止まってしまうこと
があると感じました。特に『営業活動によるキャッシュフロー』の説明部分では、
純利益からの各増減項目について、ほとんど具体例がなく(もしくは後述されてい
て)、企業活動とこれらの数値とに、どんな関連性があるのかの理解ができません
でした。
2.インデックスが入れ替わる
冒頭でマル1、マル2、マル3と列記してある項目が、直後に (1)、(2)、
(3)となり、さらに、その中にマル1、マル2、マル3と詳細分類をする箇所が
あって、前後のつながりをつかむのにちょっと不親切だなぁと感じました。
3.『先ほど、・・・』が30ページ以上まえ
『先ほど・・・紹介しました』とある数式が30ページ以上まえの前章の内容で、
該当部分を振り返るのに、苦労しました。
4.西暦と和暦が入り混じる
文中に『2007年の決算短信で公表された業績予測』とある部分を示した表の記載
が『平成20年3月期』となっており、お互いのつながりを確信するのに時間を要
しました。
いずれも、素人が理解するにあたって躓いてしまった箇所です。
読みやすい
★★★★★
基本的な売上高やキャッシュフローのことからそれをどう実践に活かすか。
そしてそれら基本を積み上げて予算を作成するところまで。
全てが綺麗に繋がっているので凄く読みやすかったです。
事例が多く解り易い
★★★★★
自社でお世話になっている税理士さんに聞いても教えてくれなかったことが書かれていました。
しかも、事例を豊富なので読んでいて飽きが来ず、すーっと入ってきます。
もともと、経理に関して疑問に思っていたことがこの本を読むことで、やっと理解できました。
今までの疑問に感じていたことが解決できた。
そして、その解決策をいかに活かすべきかが、最後のほうで書かれていて嬉しかった。
タイトルこそ、「課長」となっていますが、大企業の「課」と同じくらいの人数である中小企業の経営者にもお奨めします。
さらに、巻末のお奨め図書に、ちょうど読み直しをしているあの本が登場して驚きました。
一天地六の法則著者