『EMERVEILLE(エメルヴェイエ)』、とは?
★★★★★
ギエムとカーンが それぞれを語りながら、『舞い』ながら舞台が進む。
二人が、からだをあわせて、動きをあわせた時、...
二人の人間ではない まったく新しい生き物が現れる。
人間の2倍の関節と2倍の筋肉を持ち、二つの頭を持つ生き物。
一方の「動き」をじゃますることなく、途切れさせることもなく、
もう一方の「動き」が呼応した時、観る者の目にはこのように映る。
これを じっくり観せてくれる。
...いったい、ライブの舞台では、どんな世界が広がっているのだろう。
舞台が進行する中で、
「EMERVEILLE(エメルヴェイエ)を感じ続けていたい」と、ギエムが語る。
初めて何かに出会った時に 目を奪われて、心を奪われてしまうような...
う〜ん...「感動」でも、「興奮」でも、「驚き」でもない、もっともっと
強い感情。 それが、『EMERVEILLE』だと、ギエムが語る。
『EMERVEILLE』とはどういうものかを、言葉で伝えようとするが、
カーンには なかなか伝わらない。
...ふたりは、最後の『舞い』に入っていく。
結局、
『EMERVEILLE(エメルヴェイエ)』とは、どういうものか?...、ですか。
このDVDを観ていて感じること...湧いてくる感情。
それが、きっと 『EMERVEILLE』 です。