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サルに教える映画の話

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: バジリコ
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裏話がおもろい ★★★★★
われわれがアレッと思って観た映画の数々。グサット切り捨ててくれてるとこが気持ちいい。
意外とタメになることを言っている ★★★★★
サルに教える?
読者をバカにしおって。どうせ内容のない暴言やろ。
と、思ってパラパラと見てみたら、ホントにサルに教えていたのでびっくりだ。
井筒監督の映画魂 ★★★★☆
井筒監督の映画への熱い思いが伝わります。「映画をほめさせろ」と帯にありますが、もちろん、ほめるだけのはずはなく、昨今の日本の映画ファンのレベルの低さを指摘し、体制側映画人を批判し、リアリティのない映画を罵倒する、など、きっちり毒舌ぶりも発揮しています。また、簡便な映画史入門の要素もあり、情報量も豊富です。対談相手のサル同様、多くの映画を観たくさせられます。監督のお薦めは、『飢餓海峡』、『ゴッドファーザー』、『仁義なき戦い』です。その他、映画製作の現場事情、「日米同時公開の映画にロクなものはない」「映画人は、エロから始めよ」など、名文句、耳よりの情報が満載です。
はっきりいって、監督の映画観に全面的に共感できるわけではありませんが(たとえば、井筒監督は北野武を評価していない。私は大好きです)、映画が好きな人、映画について語りたい人は、必読の本です。
映画の歴史と、作り方の変遷、編集や上映のテク ★★★★★
「けなすのではなく、ほめろ」という某編集者のオファーを受けた井筒監督が対談形式つづる映画の味わい方読本。最近の作品では『モンスター』『レイ』『ミリオンダラーベイビー』などをほめています。
 この本の値打ちは、
・『ゴッドファーザー』で映画照明の歴史が変わった、など、近代映画史の解説書になっていること。
・ハリウッド映画の予算の内訳を教えてくれること。
・フィルム編集とサウンド編集のやりかた、上映方法の技を教えてくれること。
……など、単なる映画作品評に終わらず、映画という文化物をさまざなアングルから具体的かつ立体的に浮かび上がらせている点。だから、ビデオガイドとしても使えるには言うに及ばず、映画の作り手が何を考えて何をやっているのかもわかり、深い興趣と納得感が得られる。それも平易に頭に入ってくる。
 井筒さんの(一見、顔には似合わない?)膨大な教養と見識で、「拾い物」という以上に、ちゃんとした映画"法"解説ブックになっているのでお得感ビシバシです。
 映画好きの友人にはおすすめしたい。より映画を愛せるようになりそう。