こんなに上手く恋愛物語を書ける人がいるなんて信じられない、
しかも何て絵が上手いんだ。
見やすいし、
見ていてハラハラドキドキしまくりです。
今までの恋愛漫画の中でも間違いなく頂点だと僕は思います。
しかも1ページ1ページに殆どドキッとする内容があるので見ていて飽きない。
初めから何度でも見たくなるような漫画です。
やっぱり、
瀬尾公治さんは好きな作者BS3に入りますね。
後は出て来るヒロインが綺麗な人ばっかりで見ていてたまに主人公が羨ましい時があります。
(何言ってんだ僕は)
でもここで羨ましく思ってはいけない。
僕の方が絶対この本より綺麗な人を見つけるぜ、
といつも心に決めています。
だいぶ話が違う方向に行ってしまいました。
スミマセン。
でも本当に面白い作品です。
素晴らしいの一言。

今、好きな子がいる人は特に見ていて最高に面白いですよ。
(理由は、僕がそうだからです)

（一気に既刊を読んでレビューしてます。
直接のネタばれはないですが、一応）

いたい、というのは、痛みであって、現代スラングのいたいじゃない。

突然、知らない女の子（当然かわいい！）と同居、という
漫画らしい設定を、どうしたらこんな鬱展開に出来るんだ。
「涼風」まではいかないだろうけど、ちょっとすごいな。この作者は。
これだけ、かわいい画なのに、話は楽しくない。
「ラブひな」はもちろん「アイズ」とも違う
例えるなら、９９％カカオチョコレートみたいな。

兎にも角にも、夢のない、でも人事ならあるいは興味深い、恋愛物語です。

枝葉柚希（エバユズキ）さんは天衣無縫で魅力的です。
桐島青大（キリシマハルト）君が寝ている時
チューをしてしまいます。
カラーのページがとてもきれいです。

最初はいわゆるギャルゲーみたいな、主人公がやたらモテるような話かと思い敬遠していたのですが、読んでみるととても面白かったです。この作品の魅力としては、まず画。とてもキレイで、作品の雰囲気にマッチしてます。話自体は素朴なんですが、広島の田舎町を舞台にしていることや、キャラのほとんどが広島弁を使うことなどがほかの作品にはなく、きっといい味を出してるんじゃないかと思います。とても読みやすいと思うので、気になってる人はマンガ喫茶などで一読をお勧めします。

この作品は、舞台が作者の地元広島で、部活などの副次要素も特になく、あくまで恋愛事を中心とした人間物語といった感じだ。

この設定は、瀬尾さんにとってクセのないというか、余計なことはせず、書きたい事だけを書いている事の表れだと思う。

前作「涼風」を見ていても思っていたけど、瀬尾さんは、どうも純粋?な恋愛話のみのベクトルに向かいたがっているよう気がする。

「涼風」では、陸上やその他の諸事がおざなりになって、なにかドロドロしていった内に離れていったクチなので、今回でも正直馴染めるか不安だけど、作者の、ある意味呪縛から解き放たれたことによるパワーに期待する。