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EQを鍛える (Harvard business review anthology)

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: ダイヤモンド社
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EQブームはどこへ行ったのか ★★★★☆
 EQ、心の知能指数がブームを巻き起こしたのはもう10年以上前だろうか。働く人同士の心のつながり、共感、コーチングなどにより日本企業が息を吹き返すかと思われた。しかし、予想を遥かに超えるグローバリズムの進展があり、それに適応できない日本企業と出版業界は次々と新しい手法に飛びついては、本質的な変革に至らず、ズルズルと低迷したままだ。

 今回、平成22年になって改めてEQに関する本を読んでみたが、特に捨てる理由もなかったはずなのに、一体どうしてしまったのだろうか。サーバントリーダーシップ、シンクロニシティ、企業再生、風土改革、どれに対してもEQは必要なスキルである。しかもEQは向上させることができる。もう一度EQを見直してみようと思った。

 本書は雑誌に乗った様々な記事を1冊に纏めたものなので、1章ごとに気軽に細切れに読めるのも良い。
CQという概念 ★★★☆☆
EQに関連して20人以上が書いた小論文の集大成。その中でも、CQ(Cultural Intelligance)という概念に興味を持った。外国等異文化において事業を成功させるにはこの能力が欠かせないという。異文化の生活習慣になじめ、外国人のまねをできたりするとこの能力が高いという。「面接官の文化的背景にあわせてふるまった求職者のほうが採用される確率が高い」というのはうなずける。今、インドに来ているが、当地では、イエスの時に首を横に振る。明日からのビジネスで、早速首を振る練習をしてみようか、と思わせる本。
ビジネスにおけるリーダーシップとEQについての8作 ★★★☆☆
ハーバードビジネスレビュー誌に、1998年~2004年に発表された論文8作をまとめたもの。うち、5作(*)はダニエル・ゴールマンによるもの(共同発表などを含む)です。ビジネスにおけるリーダーシップとEQとの関係について述べられています。

主な内容は以下の通りです。
1.EQが高業績リーダーを作る(*)
2.リーダーシップスタイルの使い分け(*)
3.チームEQの強化法
4.高業績リーダーになるための5つの自己変化ステップ(*)
5.燃え尽き症候群への対処(*)
6.失敗に寛容な組織作り---エンゲージメントの重視
7.18人のEQの著者が語る、EQの鍛え方(*-但し2ページ弱のみ)
8.新たな概念、CQ:Cultural Intelligence 異文化への対応

EQに関する最近の動向をおさえたいという方にはお勧めです。

EQの研究成果 ★★★★☆
EQの研究成果についての最新情報が日本語で読める。これを読むと、短期的なトレーニングや詰め込み勉強ではEQを鍛えられないことが結果的にわかるのだが、新たな視点をいくつか提供している。成果を上げるために適したリーダーシップのスタイルがどのようなものかを把握することで、自分に必要なスタイルと鍛えるべき性質が何かが見えてくる。EQを高めるための課題や、習慣づけの実践的な方法を考える上で良い参考になる。