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作家の生きかた (集英社文庫)

価格: ¥520
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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本当に情けない。 ★★☆☆☆
池内は東大を辞職して文筆業一本で糊口しなければならなくなったせいか、辞職以後、随分と筆が荒れ、想像力がなくなったように思う。ともかく稼ぐためであろうが、仕事のやりすぎで、それで筆が荒れ、想像力がなくなったのであろう。本書もそうした東大教授が給料と研究費をもらえなくなったら、ここまで仕事のレベルが下がりますってことの具体例になっているような本で、本当に情けない。
いろんな作家をもっと知りたくなる本 ★★★★★
著者が”偏愛”してきたという作家のうち20人を取り上げ、たとえば、芥川龍之介なら「妬み」、寺山修司なら「ホラ」という風に、各作家を象徴するキーワードを掲げて、その作風や人となりなどについて語っていく。そこでは、各作家が生きてきた世界と、著者自身の生きている世界とが、絶妙に絡みあい、ハーモニーをなしている。

”偏愛”する作家の世界は、何度浸っても居心地が良いものである。私はまだ著者の作品には数えるほどしか接していないが、居心地が良い場所にさせてもらえたら良いなぁと思っている。