でもこの「桃尻語訳 枕草子」にであってからは、原文で読むのがもっともっと楽しくなりました。傍らに備え置いて、照らし合わせながら読んだら原文の意味がよ~く分かるから楽しくてしょうがない。
上・中を一気に読んで、この下巻。
この下巻の読みどころは「あとがき」。
枕草子の桃尻語訳がいかにして生まれたかを記してある。
上巻下巻を読みながら、できれば古典作品のぜ~んぶを橋本氏に同じ手法で訳してもらいたいなぁなんて思ってたけど、あとがきを読んであきらめました。大変に手間と時間をかけて丁寧に訳してあるということをこのあとがきによって思い知りました。ただおふざけの桃尻語ではないのです。
超長期計画で、老後の楽しみに、今からなにかひとつ古典の読解に着手してみるのもおもしろいかも?!なんてちょっと思えてしまうあとがきです。