インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

From Left to Right

価格: ¥1,591
カテゴリ: CD
ブランド: Polygram Records
Amazon.co.jpで確認
色々な入り口を残して逝ったEvansの凄さ ★★★★☆
この盤もThe Bill Evans Albumも、Riverside
四部作派は否定なさる方が多いです。
気持ちはわかります。芥川賞作家が大衆小説を
書いた様な媚びた感じがするのでしょう。
でもこの冒険心、ジャズのスリルとクラシックの
美しさをテーマに演奏し続け、晩年にはダイナミズム
溢れるラストトリオを造り上げたEvans。
色々なアイディアが沸き上がり試してみたくて
仕方がないアーティスト魂が、批判を顧みずこの実験作を
世に問わせたのでしょう。とても聴き易く馴染み和める
佳作です。ただ少し音割れするのが難点ですが、Evansの
仕事に手抜きはありません。クラブジャズでもここから
入ってRiversideでも、VerveでもFantasyのエレピでも
ラストトリオでも、Evansの道を散策して欲しいです。
この入り口の多さがEvans人気が衰えない理由だと思います。
そして聴き込みはまると、どれも素晴しい。
素晴らしい! ★★★★★
ビル・エヴァンスと言えば、
ベースのスコット・ラファロやドラムスのポール・モチアンなどとの、
火を噴かんばかりの、緊張感のあるアツいインタープレイを思い浮かべられがちで、
実際それらは死ぬほどカッコいいわけだが、本作はオーケストラをバックに、
ビル・エヴァンスもアコースティックピアノとエレピを使い分けて、
「練りに練られた」構成のアルバム。

これがスゴい。アレンジもしっかりカッコよく、
またビル・エヴァンスのピアノも切ないくらいにいい。
アコースティックピアノとの見事のグラデーションを聞かせる、エレピの音色。
ストリングス+ JAZZ の組み合わせは、ともすればすごくイージーリスニング風に、
イモっぽくなってしまいがち。ところが、これは最初から最後までどこまでも、
知的でクール。

個人的には、「Children's Play Song」がお気に入り。
とても内省的な曲だけど、テーマの美しさ、
ビル・エヴァンスの内省的で切ないピアノのタッチ、
ふっと空から降ってくるようなストリングスアレンジの妙。
素晴らしいの一言。久しぶりに音楽聞いて涙した。

名盤「Waltz for Debby」あたりの、
奔放で繊細な彼の即興も、それはそれで素晴らしいんだけど、
この曲で改めてコンポーザーとしての、彼の奥深さを垣間見た気がする。

「The Dolphin」での Bossa なリズムに載った、エレピソロも感動モンだし、
それ以外の曲も一切ハズレ無し。

エレピ弾いてるから、多重録音だからどーのこーの・・・・
と器の小さい事言っている向きは、本当に損だと思う。実にもったいない。
こんな素晴らしい音楽を聞く機会が目の前にあるというのに・・・。

間違いなく今年一番の感動作。
心地よい音色、上質のBGM ★★★☆☆
レビューを見ていて自分で判断したくなり購入しました。
アルバムとしての構成美、優しい灯火のような音色は
予想以上に素晴らしく、買って正解だったと思っています。

音楽をジャンルに当てはめて聴く必要はないと思いますが
『Portrait in jazz』や『Waltz for Debby』など名盤として知られているものは
それなりに理由があるのだなと再確認しました。
Jazzか否かは論じないにしても、これは名盤とは呼べないイージーさがあります。
繰り返し聴くと飽きがくるが、たまに聴くと癒される。
そんな盤があっても良いと思います。
それにしても、この奥行きのあるエレピの音色、いいですね。
上質のイージーリスニング・アルバム ★★★★☆
聴く前は勝手な想像でもっと前衛的なのかと思っていましたが、そんなことはなくて普通に聴きやすいです。
ジャズのフォーマットから離れていることもあってか、エヴァンスもフェンダーローズを積極的に使っています。リラックスして楽しんでいるような演奏。フェンダーローズとフルートやアコギのハーモニーが、聴いてみると相性が良くて気持ちいい。

全体的には懐かしさと哀愁を感じさせる、イージーリスニング・アルバムです。映画のサントラやスムーズジャズを聴く人なら受け入れられるでしょう。
ただ、正直なところ、エヴァンスのアルバムだということが評価を上げる傾向になっているとは思います。(無名のアーティストだったらどうなのかなあ、と。)
それから、この時期の録音の割には音がイマイチに感じました。マスタリングのせいかもしれません。その分を減点しましたが、ピアノトリオ以外の作品の中では聴く価値あると思います。
これは!いままでにない感動! ★★★★★
ビルエバンスのピアノトリオは超有名ですが、エバンスがこんな演奏をしていたとは、いまさらですが驚きでした。
ビルエバンスのアコースティックな演奏はそのメロディの美しさや、即興のすばらしさは万人の認めるところだと思いますが、Ino Hidefumiさんの「Satisfaction」からフェンダーローズの音色にはまって、フェンダーファンになった私としては、Inoさんのアルバム以上に感動した作品です。
ジャズでもクラシックでも、ポップスでもなく、まさにジャンルをこえた傑作だと思います。