正直、復活の狼煙を上げたツイン・シングルでは、歓喜に満ちた祝祭が行われる「ここ」と、遠い空を埋め尽くす悲しみの砲火の炸裂が同じ時代にあることを示唆したような「1000のタンバリン」以外はさして新鮮じゃなかった。要はTMGE以上でもBJC以上でもないという“お門違いな当て外れ”からだったと思う。ROSSOはROSSOだ。
アルバムでは、愚直なまでに字面通り、ハードでサイケデリックなロックを正面切って鳴らしている。引き合いに出したくなるのはレッド・ツェッペリン的なファンクネスや、ピンク・フロイドやドアーズに通じる陶酔の中の一瞬の覚醒感。悲壮ではない。何か重い泥に足を取られたままロールしようとする現実のロックだ。(石角友香)
2004
★★★★★
ザラザラとした耳触り、なのに聴かずにはいられない……それは、人間の本能が本当に求めるものは実はきれいなものなんかじゃないから?骨太のビートに芯太のギター、そして現実を切り裂くチバユウスケの唱。新生ROSSOの音は、すべての嘘と虚飾を排除した真の魂を放つ叫び。これを"リアル"以外のなんと呼べばいいのか?
歌詞が良い
★★★★★
僕は非常に格好いいアルバムだと思う。個人的に歌詞も好きだ。
「1000のタンバリン」の歌詞なんか、ミッシェルの「エレクトリックサーカス」からの流れから聴くと判りやすい。
緊張感があってミッシェルとはまた違う味があって。
イメージ的には、セピア色のざらついた砂漠のような。
単調だけど…光るものが
★★★★☆
ぶっちゃけあんまりこのバンドのことしらないんだよね。
でも友達に勧められて聴いて久々に「来たぁ」って思った。元々バラードとかばっか聴いてて「たまにははっちゃけた歌ききたいなぁ」って言ってたらこのアルバム渡された。
このアルバムの中で動物パーティーがかなりお気に入り、 1000の..より好き、あれはあれでカックいいけど。
正直どの曲も単調に聴こえるかも知れないけど、何故だか聴いてて飽きない。 しゃがれた声がカッケ〜 バンドのこと無知のクセに満点つけるとファンの人に失礼だから★4つ
(頭の中は満点だ)
ROCK'N ROLL !!
★★★★★
君にROCK'N ROLL を。
それだけで生きてけんのはちっとも不思議じゃねえよ。
って歌うROSSOを聞かない訳にはいかないでしょう。
最高のするめバンド
★★★★☆
私は、ミッシェルをまず好きになって、それからROSSOへ入って、このアルバムを聴きました。
ミッシェル、ブランキーにもない音で、何だか好みじゃないかも…と思いつつ
まず、1000のタンバリンは本当にいい曲、としかなくて、他の曲はどうしても好きになれなかったです。
だけど、ROSSOのライヴにいったり、寝る前に聴いてるうちに、どんどん好きになっていました。
ROSSOは聴けば聴くほど味のでる、いわゆる、するめバンドだと思います。