パレアナの青春では、診療所で出会った看護婦デラの姉であるカリウ夫人の家で『喜びの遊び』を実践するところから始まるが、この本では『喜びの遊び』がなかなか上手く行かず、悩むパレアナが描かれている。しかし、パレアナは、色々な人の助けや、偶然により、ついには自分を含め、多くの人を幸せにする。
少女パレアナより、小説としての面白さを意識して書かれており、ちょっと、少女パレアナを読んだ時のような感動から離れてしまう感じがする。特に後半は、普通の小説になってしまったようだ。ただ、パレアナを含む登場人物たちがその後どうなるんだろうと、好奇心を持った人にはぜひ読んでみることをお勧めする。ジミーの出生など、ちょっと、取って付けたような感じのする部分もある。。。。
が、続編では人間人の役に立つ事(他人を思いやる)をしていれば、自分に不幸が起こっても、周りに助けてもらえるんだぞ~という総合で言えば明るい?内容でした。
大きくなったパレアナがどうなるの?と気になる方にお勧めです。