今すぐ築地に行きたくなる。そして何より、魚が喰いたくなる。
★★★★★
いやー、面白い!
著者の生田氏の前作も拝読しましたが、
前作同様、
その語り口に引き込まれました。。。
昨今、
築地が全世界的にもてはやされており、
関連書籍も多数出ておりますが、
この本は、「築地魚河岸語」なるものに
注目しています。
普通、築地といえば、
やれマグロがどうの、
やれお寿司がどうの、
というありがちな本が多い中、
江戸の気風を今に伝える築地の息づかいが
行間からにじんできます。
江戸のいなせに思いを馳せたい方、
心ゆくまで築地のうんちくを語りたい方、
自分で魚をさばいてみたい方。。。
色んなニーズに応えてくれると思います。
気が早いですが、ぜひ、続編も期待します。