Can't you see含めて以降からの曲がメロディアス
★★★☆☆
あまりにもニューヨークヒップホップ、R&Bサウンドでアレンジには圧巻です!
ただ前半はメロディアスではない。中盤からがメロディアスな角松の曲で良くなってきます。但し洋楽テイスト過ぎてカッコイイけどメロディー的な流れでは全曲ハズレ無しとは言えませんね。
良い作品、良いアルバムは時代を超えて名盤となる!
★★★★★
シンガーソングライター、アレンジャー、プロデューサーとして、メディアに過小評価されてるアーティストはいないと言っても過言ではない。勧められ、まー聴いてみるかって、もうハマりまくりで未だに色褪せず。
Good!!
★★★★★
12inchの企画版とインストルメンタルアルバムをはさんでの作品。
前のオリジナルアルバム「Touch and Go」の方向性がさらに研ぎ澄まされた印象があります。オープニングの「I Can Give You My Love」のイントロから角松ワールドに引きずり込まれ...。あとは心地よく身を任せって感じでしょうか。
角松さんのホントの初期は「夏」とか「ドライブ」とか「リゾート」とかがキーワードになってる節があって(本質は違うとガキなりに思っていましたが)このアルバムに至るとまったくそういう固有のキーワードとは無縁の上質な楽曲が続きます。
10代の頃に聴いてたアルバムそのものを改めて聴きなおすことはあっても、10代の頃に聴いていたアーティストの新しい楽曲をその後もずーっと追いかけることは非常に少ないのですが、角松さんに関しては活動凍結を挟んでずーっと新しい曲も含めて聴き続けています。
「After 5 Clash」のテープを入院中の私にプレゼントしてくれた、医療事務のお姉さんに感謝です。(彼女も3児のママ、私も1児のパパ(笑))
こういう人をね〜(笑)
★★★★★
音楽的に物凄いってことは、聴けばすぐに実感できるでしょう。 小難しいことがわからなくても、本当に音楽が好きならば。
でもこの頃の角松敏生の何がホントにすごかったかって、やんちゃ振りが半端じゃなかった。
こぶし振り回して「わあーっっ(>_<)/」って暴れれば自分も傷つくわけで。
一見華やかなりしバブルの、洒落ててスマートな街を背景に、このお兄ちゃんが正直すぎて血を流していた現実が、20年経とうという今も鮮明に蘇ります。
こういう人を家に連れてきたら、お父さんは烈火の如く怒って認めてくれないでしょうが、
お母さんはねぇ、「一生に一度の恋をこんな人とするのもいいかもしれない」と思うんですね。
それで勉強になって、結婚は堅実な人とすることになりますから(笑)
音の重厚さや試みの画期的な部分とは裏腹に、人間くさ〜い青年角松の苦悩が手に取るようにわかる1枚。
毎日にしっくりこないなぁ、とふと思う瞬間を持っている若い子たちに聴いてもらいたいアルバムです。
多数の売れっ子プロデューサ(当時)を起用した企画色の強いアルバム
★★★★☆
このアルバムが出た当時、初聴きを終えて思った事がある。それは、「これは角松敏生のアルバムと言えるのだろうか」という事である。当時にしてみれば確かに完成度は高いし、カッコ良い楽曲が揃っている。しかし角松は自分のアルバム製作、杏里や中山美穂のプロデュースを通して、自分のサウンドコンセプトというものを既に確立していた時期でもあった筈だ。本人にとっては、閉塞感から何か新しい試みやエッセンスが欲しかった所だろうが、その試みが海外に行ってしまった(INCANATIOは逆に国内に向かった)所が20代を感じさせる。周囲はベタ褒めだったろうが、今でははっきりと違和感がある。勿論、本人やスタッフ、当時のファンの「勉強」の為には良かった。このアルバムがなけりゃその後の製作に大きな影響を残したのであろうが・・・。自分にとっては、Phillip Saisseや、今をトキメくスーパースムースギタリスト、Jeff Golub(Lady In The Nightで絶品のソロを載せているギタリスト)を知るキッカケとなったのでその点はメリットがあった。また、経緯はともかく、2005年10月発売のアルバムでは、このBefore The Dalightの中の数曲を本人アレンジで聞ける。これの意味する所は知る由もないが、それも回答の一つじゃないだろうか。2000年以降のアルバムと聞き比べて欲しい。この頃の角松と今の角松とは別人になっている事がわかると思う。今となっては本人アレンジの曲がほぼ無い為星4つ。(但しこの後に出たI Can Give You My LoveのReMIXは星5つじゃたんねー、と思う位カッコよかったと記憶している。だって10代だったんだもの)