シルクロードをゴダイゴが表現すると・・・?
★★★★★
国旗の形がユニークな国だということしかわからなかった私。
このアルバムで、ネパールの首都はカトマンズで、挨拶がナマステだということを知りました。
このアルバムリリース後だと思うのですが、タケカワ氏は連載を持っていて、ネパールという国について、こう書き記しています。
牛と人間が完全に共有している国。なので信号機もひとつしかない。牛肉は食さない。挨拶はナマステ。心は豊かな国。
ネパールやシルクロードをゴダイゴが表現したアルバムだと思います。
ネパールから世界に興味が
★★★★☆
最初のLPアルバムを買った時、当時小学生だった私は《きゃ〜!みんな裸!(上半身がですよ)でもミッキーだけどうして帽子?》と不思議に思いました。青い透明なレコードにびっくりしながら、針を落としてみると
今までに聴いた事のない、知らない世界からの贈り物が次々にとびだしてきました。
キャラバンサライって何?井戸が渇れるほど乾いた世界ってどこにあるの?ナマステだけで挨拶なの?
カトマンドゥーの曲中では、自然に生きる女性が素敵だと歌われ、物のあふれかえる生活なんて何だろ?と感じます。
最後の曲、ウェイブ・グッド・バイでは、歌詞を何度も辞書でひいてるうちに
《一期一会》の言葉にであったり。
何よりも、インドとも違う、中国とも違う、ネパールという国を知りました。
遠い世界に興味をもつきっかけになったアルバムです。
色褪せることのない世界観。
★★★★★
スティーブ脱退後に発表されたオリジナル5作目。
シルクロード体験を下敷きに製作されたスケールの大きなアルバム。
目を閉じればシルクロードが思い浮かぶような
アルバム全体を包む世界観が秀逸。
世代を問わない普遍性は相変わらず。
じっくり聴き込みたい作品。