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The Quiet Room: A Journey Out of the Torment of Madness

価格: ¥1,185
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Grand Central Publishing
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統合失調症の患者の生の声 ★★★★★
統合失調症についての書籍は数多く読みました。しかし患者本人の生の声が綴られているものはごく限られていました。この本は患者がどのような症状でどのように感じているか・・・等
患者の生の声が克明に語られていて、統合失調症を理解するのに非常に役立ちました。
家族や医師も読まれるとどのようにこの病気と向き合えば良いのかが手に取るように判ります。
統合失調症関連の書籍の中で一番に挙げたいと思います。
色々考えさせられた ★★★★☆
統合失調症(=分裂病)にかかったロリとその家族、友人、医師の統合失調症との戦いを書いた本です。
統合失調症の当事者だけでなく、周りの人間(家族、医師)もロリの事について執筆しています。
たとえばロリが「犬を殺してしまった」と書いてあるのに対し家族が「そのような事実はない」と書いていて、病気がロリにどのようなことを見せているのかがよくわかります。

統合失調症の外観上の症状の奥に隠されたものとはなにか、すごくよくわかりました。
たとえば、ロリが外観上はヘッドフォンをして音量を最大にしてガンガンに聞いている。
ただの音楽(ロック)好きに見えるかもしれない。
けど、ロリはそのわめく声(幻聴)からのがれるために耳を音でいっぱいにしていたのです。


精神科や統合失調症に興味のない人には読み進めるのがちょっと難しいかもしれませんが、興味があれば読み始めたら止まりません。


統合失調症についての差別や偏見をなくすために、医療関係者の方に特に読んでいただきたい一冊です。
苦悩の中で自分と向き合う姿に心打たれます。 ★★★★☆
精神分裂ç-...になったæ-¹ã®é-˜ç-...の手記。
人ç"Ÿã‚'、自分のç"Ÿæ'»ã‚'、自分自身ã‚'自分でコントロール出来ない苦悩と、ç-...æ°-とå'き合って一歩ずつ立ちå'かっていく回復期(まさに三歩進ã‚"で二歩さがる感じで。)の心の動きに引き込まれます。

ロリ・シラーさã‚"は分裂ç-...のために聞ã"える声(人や自分ã‚'傷つã'るようにå'½ä»¤ã™ã‚‹å£°ï¼‰ã‹ã‚‰ãªã‚"とか逃れ、そã-て立ちç›'るã"とが出来たæ-¹ã§ã™ã€‚彼女にå'½ä»¤ã™ã‚‹å£°ã€ãã‚Œã¯ãã®ã¾ã¾å½¼å¥³ã®å±æ©Ÿæ„Ÿã§ã‚り、ã"のç-...æ°-にå†'されていない人é-"にも理解できる苦悩です。ただ彼女のå '合はその声があたかも本å½"にそã"で誰かが叫ã‚"でいるように「聞ã"える」ã"と、そã-てイメージがリアルに「見えて」ã-まうã"と、そのために思考のほとã‚"どã‚'ç-...æ°-にæ"¯é...ã•ã‚Œã¦ã-まうã"とが問題なのだと感じま!ã-た。彼女は現在カウンセリングと良いè-¬ã‚'å¾-て、声にæ"¯é...ã•ã‚Œãšã€ç-...と上手に折り合いながら自æ'»å‡ºæ¥ã‚‹ã¾ã§ã«ãªã£ã¦ã„るとのã"とです。

ã"のような手記ã‚'通ã-て分裂ç-...の何が問題で、そã-てその患è€...はå¤-から見るほど違うä¸-界に行ってã-まっているわã'ではなく、本å½"は本人の抱えているã"くわずかな心の問題(実は多くの人が抱えている問題)とç-...æ°-との組み合わせのために大変辛い思いã‚'ã-ているのだというã"とがå°'ã-わかったæ°-がã-ます。

セラãƒ"ストのDï½'.フィッシャーが職ã‚'離れロリと別れるã"とになったときに、ロリは別離の苦悩のあまりå½"てつã'に死ã‚"でDï½'.フィッシャーの記憶に残ろうと考えます。その計ç"»ã‚'æ‰"ち明ã'るとDï½'.ドラーはã"うç­"えます。
「だれもあなたã‚'忘れるã"となã‚"てできないわï!¼ï¼ï¼ä»Šã®ã¾ã¾ã®ã‚なたã‚'ね。」

面白かった!! ★★★★★
精神病の体験記と銘打ってあると暗くて説教くさいのではという個人的なイメージがありますが、この本の語り口は極端に感情に流されず、しかもウィットに富んでおり、読んでいて落ち込んでしまうことはなかったです。かといって精神分裂病という病気を軽んじてしまうことも決してなく、病者の細かい心の動きや周囲の人のかかわりがいかに大切かということを十分に教えてくれ、筆者の知性の高さが自然に伝わってきて驚かされます。知り合いに勧められて読んだのですが、これほどエキサイティングで楽しめる本は久しぶりでした(「アルジャーノン」以来かな?)。精神医学や看護を学ばれる方だけでなく、よい本を読みたい、という読書の愛好家にもお勧めしたい1冊です。