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幽・遊・白書 15 (ジャンプ・コミックス)

価格: ¥410
カテゴリ: コミック
ブランド: 集英社
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仙水 ★★★★☆
「幽・遊・白書」は1990年から週刊少年ジャンプに連載された、魔界の妖怪と闘う、冨樫義博氏の人気バトルアクション漫画です。数話完結ものが当初主体だったのですが、後に暗黒武術会編などどんどんと話が大きくなります。普通、ストーリーが大味になりすぎるとこういう漫画は人気が落ちるのですが、本作はその例からは外れて、まわりのキャラの人気も支えに支持が上昇していきました。派手なアクションと癖のあるサブキャラは今読んでも古さを感じない面白さをもっています。そんな「幽・遊・白書」の本巻では界境トンネルを開こうとする仙水一派を捕らえるため、躍起になる幽助達。敵の一人に襲われピンチになった桑原は、新たな力に目覚めます。その力を必要としていた仙水によって桑原は…
敵の本拠地へ ★★★★☆
敵の首謀者・仙水との第一戦目から、ストーリーが始まります。
主人公が最も苦手とする敵を相手に、
主人公サイドの助け合い、そして友情を見ることが出来ます。

弱くひねていた御手洗が、強く生まれ変わろうとする姿、
天沼との戦いで蔵馬が見せる苦悩が、この巻の見ものだと思います。

果たして人は、滅ぶべき存在なのか。

ようやく仙水と対峙することで、読者もこのテーマを考えざるを得なくなります。
大昔から何度も取り上げられてきたテーマ、
人は善なるものか、悪なるものか。
この難題に、週刊少年誌で取り扱った富樫氏に、拍手を送りたい気持ちです。