角松と草加の望む「未来」が見えて来ました。
★★★★★
イージス艦「みらい」内での衝突から、角松艦長が「みらい」を降りる所からストーリーが始まります。
時は、日本の同盟国であるイタリアが降伏し、日本の戦況が悪化へ向かうとされている時分。
角松艦長はイタリア降伏を好機と考え、宮廷と接点を持つ米内光政大将に、「日本の戦争中止と米国との講和」を懇願します。
一方で、石原莞爾は、原爆作製に向け活動すると共に、戦局を日本有利にすべく毛沢東と会見。
同時期に、草加拓海は戦略構築の上でキーパーソンとなる人物と会見。
石原、草加の下で着々と日本敗戦という史実を塗り替える工作が進む訳です。
角松と草加が望む未来は形こそ違え、どちらも史実と異なる形に収斂する訳ですから、実に面白い展開になって来ました。