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ジパング (17) モーニングKC

価格: ¥540
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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インド洋作戦の敢行 ★★★★★
滝参謀らが考えたミッドウェー海戦に参加せず残った第三艦隊全てを投入するインド洋作戦は、新連合艦隊司令長官古賀峯一大将の下に戦力を温存したいがためと「みらい」との共同作戦への反感から福留繁参謀長の戦力削減案が採用される。

セイロン島内の英軍航空基地、トリンコマリ・コロンボ両軍港への奇襲攻撃が敢行されるが、第二次攻撃では意外な犠牲を背負わされ、兵力を分散しての引き続いてのボンベイ攻撃の中止を余儀なくされそうになる。

激しい戦闘シーンの連続ではあるが、この作戦自体は史実にはないので著者の意図が大いに試される。
血沸き肉踊ります ★★★★★
インド洋とアラビア海での英国勢力を叩く滝参謀発案の作戦が発動されました。既に我々の史実からこの世界の歴史の流れは大きく違ったものになりつつあります。これに草加の持ち帰った濃縮ウランを使った核兵器開発がアメリカでの開発を先行すればかわぐち氏は万々歳なのかな。個人としてはそうなって欲しいが敵は『みらい』を補足したようです。次号が実に楽しみです。
とても気になる作品です ★★★★★
ついに「みらい」も連合艦隊の一員として戦線へ、これにより歴史が変わるのかそれともやはり結果は同じなのでしょうか。
太平洋戦争時にはとてつもない能力を持つ「みらい」でもやはり完璧な作戦はないのでしょう。
そして21世紀の自衛官としてのこの時代への葛藤。これから先が興味深々です。
もう、誰も何を考えているのかわからない。 ★★★★★
アニメのテーマソングではないが、コンパスなしでみんなが歩き出したようにしか見えない。作者が何を考えているのかでさえ見えなくなってきた。

角松不在の「みらい」がインド戦線に参加するの巻、なのだが、本当に勝てるのか、ものすごーーく不安感を漂わせている。草加が何を考えているのかは、まだ、わからなくもないが、「みらい」の士官が何を考えているのかが、わからない。

そして、角松が登場しない巻、でもあった。角松が「オカ」でなにをしているのか。それも、かなり気になってくる。

ということで、じつに「スカッとしない」17巻であった。よーするに、はやく18巻が読みたい!

草加の未来への戦いが開戦。 ★★★★★
 前16巻で練られた「在インド英軍基地爆撃」の」作戦が具体化されます。これは、草加、菊池、滝の3人が策略したもので、「みらい」の、「レーダー能力」と、敵の通信能力を無力化出来る「通信妨害能力」を有効活用して、インドの英軍基地を壊滅させ、インド、中国への日本進出を既成事実とすることで、史実上の米軍開戦を早期化させる作戦です。
 結果的に、草加の「日本敗戦」という未来を変える為の作戦がスタートした訳です。石原莞爾、草加達が見せた交渉シーンが中心だった前16巻とは一転して、インドで白熱する戦闘シーンが続く見応え十分の巻です。
 また、同時に、草加が前16巻で面会したキーパーソンは、インド国内から英軍に圧力を掛ける工作活動を開始。インドから史実を変える草加の策略は吉と出るか、凶と出るか。実に面白い展開となって来ました。