セッションズ・フォー・ロバート・J
価格: ¥3,780
クラプトンの『Me and Mr. Johnson』のビジュアルな追伸となるこの企画の初期で、ベーシストのネイサン・イーストは“レコードよりも良く聞こえるものもある”と言った。実際、さらに素材を吟味した数カ月のおかげで、カメラは2004年ツアーに向けたこのギターの伝説と、そのバンドとの心温まるリハーサルを追いかけた(起爆剤となった「Kindhearted Woman Blues」を含む)。1937年にロバート・ジョンソンがレコーディングを行ったダラス・ホテルでのクラプトンとギタリストのドイル・ブラムホールIIも捉えられている。ジョンソンの「Hellhound on My Trail」「Me and the Devil Blues」「Love in Vain」などを情熱的にそしてテクニックを存分に発揮してアコースティック・ギターで綴り、ブラムホールのスライド・ギターはクリーンに、見事に、クラプトンの6弦の解釈を明瞭に捉え、抑圧を解き放って歌っている。クラプトンは数曲ソロも演奏しており、ジョンソンの音楽とデルタのブルース・マンたちのテクニックへの愛を惜しみなく捧げている。だが、彼がもっとも朗々と語るのは演奏を通じて。この音楽への愛情の大きさと傾倒を物語っている。CDには、DVDからの11曲が収録されている。(Ted Drozdowski, Amazon.com)