一家に一枚
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もう29年も前のアルバムですが、日本のジャズやフュージョン界では屈指のアルバムだと思います。渡辺香津美のファンはもちろん、ジャズファンから、はてはYMOのファンまでぜひぜひ聞いてほしい。最高です。
できれば、完全収録して欲しかった!
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当時、FM放送で、ピット・インからの生ライブ中継が有り、この録音とは違っていました。例えば、「アイル・ビー・ゼア」は、このCDでは、坂本のシンセサイザーの音が大きい(スタジオ版と同様)が、実況放送では、主旋律を渡辺香津美のギター(これが素晴らしかった)演奏主体で、坂本のシンセ音は、これ程大きい音でなく、メインは香津美であった。もしかすると、これは、ライブ音源そのままでは無く、スタジオでシンセ音をオーバー・ダビングしたのでは?(昔のビーチ・ボーイズのライブも、観客の叫声で演奏が不明瞭だったため、オーバー・ダビングしている。YMOやクラシックでもこの手法は多い!)と思う。そして、2LPでは収録時間の制限上、演奏後半からフェードインする「マイルストーンズ」が、LP当時と同じなのが残念!ここで聴ける香津美のギターソロの壮絶さは、スタジオ録音では聴けない「荒れ狂うギターソロ」が展開され、当然全曲録音している筈なので、是非最初から収録して欲しかった。しかし、このギターソロだけでも「買い!」です!
凄いバンドだった事が、実感できます。
豪華メンツによる白熱ライブが楽しめるアルバムです
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KYLYNのレコーディング終了後、レコーディングに参加したメンバーからなるKYLYNBANDにより行われたツアーの模様を収録したアルバムです。BANDのメンツは、渡辺香津美、坂本龍一、矢野顕子、小原礼、村上秀一、ペッカー、向井滋春、本田俊之、清水靖晃というまさに一期一会とも呼べる豪華メンバー。サウンド的にはLP時代のC面のみ坂本龍一プロデュースかつ矢野顕子フューチャーということでYMOぽっくなっていますが、後はバリバリのフュージョンです。オリジナルアルバムに比べ、ライブ独特のドライブ感に加え、各人のソロもかなりフューチャーされており、渡辺香津美自身も、村上ポン太や小原礼の強力なリズム部隊をバックに、気持ちの良いフレーズを聞かせてくれます。アルバムの内容だけでなく、このBANDの持つ歴史的意味合いからも、多くの音楽ファンにお奨めのアルバムです。
アルバム発売と前後して行われたLIVEの記録
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中のフォトを見ていると、みんな若いよなーと思う。
26年前だから当然と言えば当然なのだが、やはり感動してしまう。
中身も素晴らしくて今聴いても全く古くは感じないのが凄いと思う。
3曲でその個性全開のVocalを聴かせる矢野あっこさん、良い仕事を
しています。まだ坂本龍一教授とも仲睦まじい様子。
並みのフュージョンとは完全に段違いなレヴェルに達しているし、
この紙ジャケは正にマストアイテムと言えよう。
熱い香津美を聴け!
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香津美さんのジャズアプローチ、ロック的アプローチ、
独自のアプローチを当時の一流ミュージシャンが、
集い、料理した熱く燃えたライブ!
フュージョン時代の香津美さんなら、
まずはこれを聴いてください!最高です!