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KYLYN

価格: ¥1,529
カテゴリ: CD
ブランド: コロムビア
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渡辺香津美+坂本龍一は香津美にとって正解だったのか? ★★★★☆
曲は二人で半々。坂本龍一は、既にメロディがYMO。彼の曲では高橋ユキヒロがドラムを叩いてるのは、ま当然と言えば当然。全体的にクラシック畑の人が無理矢理ポップスをやっているような座りの悪さがある。

一方で香津美の曲は村上ポンタ秀一がドラムを叩いてて、ヒジョーに切れのあるサウンド。マイルスデイビスの「マイルストーン」もスパッと疾走してくれています。

この後の展開を考えると、坂本龍一の方が得したような気がする。ところが、今でも新鮮に聴ける、ワクワク出来るのは渡辺香津美の演奏。ジョンスコフィールドとは違う意味で「あり得ないでしょそれ」っていうフレーズが満載です。
イージーリスニン! ★★★☆☆
ドライブのお供にって感じかな? かーるい感じです。 渡辺さんと、顕子
さんは独自の世界ってぐらいかなぁぁ・・・・聞き流す程度でドゾ。
単なる技術指向音楽ではありません ★★★★☆
リアルタイムでの音楽経験に照らし合わせてみると、ようやく(?)ベスト10系の歌謡曲から脱却した頃だったと思います。今になって思えば、ニューミュージックやシティ・ポップといった感触の音はそれ程聴いた記憶はないのですが、何かの折にYMOや本作('79年)の主人公である渡辺香津美氏(g)の名は聞いていたようです。
本作は渡辺氏を中心に、後のYMO及びそのシンパを形成する重要なメンバーが集い、非常に質の高い楽曲を演じています。
渡辺氏の卓越した楽曲センスとgテクニックに加え、今やワールドレベルの音楽家となった坂本龍一氏(key、p、synth)との共作(+共演)とくれば、本作が70s末という時代において突出したクオリティを持ち得た事は想像に難くないと言えます。
殆どがオリジナルで占められる中にあって、M.デイヴィスの[4]を見事に全員一丸での楽曲にアレンジしたところは、間接的にメンバーのスキルの高さを教えられる秀作だと思います。
益田幹夫(el-p)、小原礼(b)、村上秀一(ds)、向井滋春(tb)、本多俊之(as)、清水靖晃(ts)、矢野顕子(p)、高橋ユキヒロ(ds)...まさに国内トッププレーヤー大集合といった感じです。悪いものが出来よう筈もありません(^^;
リマスター/リマスタリング→購入する価値があるかは微妙 ★★★☆☆
手持ちの1991年リリースのCOCA-9207と比較しました。低域が改善され、ベースが良く聞こえるようになっています。ところで、このCD、異常に音圧が高い。iTunes+PowerBookで再生したところ、M7の"KYLYN"が割れ気味でした。別途、CDプレーヤで聴いてみて確認しましたが、やはり割れ気味に聞こえました。元々、既リリースのCDの音は悪くなかったので、買い換える必要はなさそうです。
偉大なり高橋幸宏 ★★★★☆
 坂本龍一が渡辺香津美のPOP性を引き出すために制作したセッション・アルバム。本質的に香津美はジャズにすぐ引っ込んでしまう人なのでこの前作?の『オリーヴ・ステップ』で垣間見えた香津美のセンスを逃さず生かそうとした。結果的にCBSオールスターズ的になったのは「海の向こうでの現象はいいなぁ、カッコいいなぁ、日本でもやろう!」くらいの意味だと思う。
 だが結果は意外な方向に出た。このバンドの実質的リーダーはポンタで(自伝でそう言っている。ちなみに陰のバンマスは矢野顕子)、スタジオ・ミュージシャン達の「心意気を見よ!」的な作品になっている。ただ残念なのはそうであればある程音が古くなってしまっていることだ。よく聴けばやっぱり相当凄いプレイの応酬なのだが、アルバムの1ページに収まっている古い写真のようでもある。そこが減点1。
 特筆は「SONIC BOOM」の益田の煌くRHODESソロ、矢野一世一代のインスト名曲「WATER WAYS・・」、「AKASAKA・・」の珍しい香津美のフレットレス・ベースか。LP盤にはスタジオ録音の様子がいっぱい写真で載っていたが、実に楽しそうな雰囲気だった。小さくてもいいからこれも再現するべきではないか。あ、もしかして今回は再現している?
 最後に。私は70年代の高橋幸宏のファンなのでひとこと、ここB面での彼のプレイは70年代(ひいては現在に至るまで)に炸裂していた彼のセンス溢れるドラムの集大成で、「KYLYN」における切れ味鋭いスカ・ビートは誰も真似できないだろう。脱帽です。あと、坂本龍一の『TV-CM』にリーバイスのCMのKYLYNの演奏が短く残されているけど、ここでも高橋、爆発です。