渡辺香津美のベターデイズ・レーベル時代のアルバムで、唯一CD化されていなかったものが、25年ぶりにCD化されました。
これは、私が初めて買った香津美のLPで、レコード・プレーヤーが壊れた12年前からは、聴きたいのに聴けずに、思い入れが募ったアルバムです。
40人近い編成のビッグ・バンド(+ストリングス・オーケストラ)をバックに香津美のギターが縦横無尽に駆けめぐる、最もゴージャスなアルバムです。また、ギターの増尾好秋との共演も、発売当時は話題を集めました。
大編成であるため、複雑な構成の編曲ではなく、旋律とリズムは親しみやすく判りやすいもので、ジャズやロックに馴染みの無い人にも受け入れられる音になっています。
香津美のギターの即興演奏は、旋律や音色が完成されて、大人の艶や色気すら感じられます。香津美の、アレンビック・ショート・スケール、アフロ・ヘアー、・・・懐かしい!!