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仕事中だけ「うつ病」になる人たち――30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 (こころライブラリー)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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この人の発言に恐怖を覚えます。 ★☆☆☆☆
この人の発言(著書も含む)は、本当に患者を診察した蓄積の上でのことなのでしょうか?

私の知っている心療内科医は、
○週5で外来、朝9時前から夕方までほとんど休憩も取れずに働きづめ
○休みを見つけては学会に出向く
○それ以外のわずかな時間は休息に充てるので精一杯

・・・とこんな生活で、本の執筆はおろか、テレビに出るような暇は全くないと思われます。
患者とめいっぱい向き合っている医者は、本など書いたりテレビに出たりする余裕はないのです。

逆に言えば、テレビにちょこちょこ出たり、内容の薄い本を次から次へと出すような医者が、
患者とめいっぱい向き合っているとは到底思えない。多数の診察経験からモノを語っているとは
到底思えない。片手間で医者業をやって、患者や病気の全てを分かった気になっているのではないか?

この本を読むと、上記のような私の思いが間違っていないことが確信できます。

この本の筆者のような方が、テレビに出て物知り顔で医者を代表するような態度で喋っていたり、
分かったようなことを著書で述べている現状に、激しい不安を覚えます。
何の為に??? ★☆☆☆☆
経済活動としてタレントをされたり,著書を出される方は大勢いらっしゃると思います。
ただし、公の人として『社会に与える影響』に関して充分に理解した上での行動が人間として必須ではないでしょうか?

特定のグループの人に関して、権威を持つ人からの断定的な意見は偏見を生みます。

公の人はとくにそこを配慮すべきではないかと思います。

『苦しんでいる人』を相手にする事を生業にしている人は、そこに敬意を払う気持ちが必要ではないですか?

『先生』と呼ばれる人の中には素晴らしい方も沢山いらっしゃいますが、

やはり、『先生』と呼ばれる事によってご自分が持っている人よりも大きな影響力を考慮することができずに行動してしまう、

特に自分の利害を優先してしまう、、、。

そんな人もいますね。

それこそが、『自己愛』ではないですか?


著者の職業は苦しんでいる人の存在があるからこそ、成り立っているのではないですか?

その人達の『苦しみ』にも分類が必要なのですか?

苦しみに『甲乙』『優劣』『良悪』の区別をつけるのが、『先生』と呼ばれる人の仕事なのですか?

『鼻が低いんです』という悩みでも、本人にとっては死にたいくらいの大問題なときもあります。

そんな人に対して、

『あなたはもっと、親のいない子、食べ物がなくて飢餓状態の子の事を思いなさい!
あなたの悩みは悩みとは言えないでしょう?』

と言っているのと、この本の内容は何か違いがありますか?

『鼻が低い』という気持ちに,そっと寄り添ってあげるのが、
心を扱う事を生業にしている人のやるべき事なのではないですか?

それとも、その悩みにグレードをつけて分類する事が著者の仕事なのですか?

『仕事中にだけうつになる』というのは、それだけでも充分な苦しみなのではないですか?

それとも、定型の『うつ病』と比べれば、それは軽い苦しみなのですか?



そして、編集者の方にも全く同じ思いを憶えます。

『ペンは剣よりも強し』、ジャーナリストとしてのモラル,責任、

何よりも『人を思いやる気持ち』はそこに存在しないのでしょうか?

業績が上がればそれでいいですか?

部数が出ればそれでいいですか?


そもそも『読み物』とは、人の感性に響くものであるべきではないでしょうか?

著者も編集者も同じ時間、労力と能力をもっと他の方向に向けるつもりはなかったのでしょうか?

もっと多くの人を『救う事』『笑顔にする事』『楽にする事』『幸せにする事』、

そこに焦点をあてる事は出来なかったのでしょうか?



著者、そして編集者のモラルを疑わざるを得ない思いです。


著者のもとに救いを求めて,苦しみから解放されたくて訪れた方や、本を読まれた方の苦しみが、

増さなかった事を祈るばかりです。
頭がスッキリしました。 ★★★★★
今まで疑問に思っていた事がやっと解決出来ました。
的をついた表現力みごとです。
読み終わったあと、頭の中でもやもやしていたものがなくなり、スッキリしてすごくいい気分になれた本です。確かにうつ病かもしれないけど、それ以前に人間的問題がある人がこの世の中にどれほど多いことか、うつ病ではない人に診断書を手軽に書く医者がどれほど多いことか、判断があいまいな病気だから社会的に腫れ物に触るような対応、そういう事をすべてひっくるめて、本当に本当にうつ病で苦しんでいる人がどんなに迷惑を被っているか、そんな疑問をすべて香山さんの独特な口調で世の中をバッサリやってくれたという痛快な本でした。
大きな誤解を招く恐れのある業界一最悪な本【評価★なし】 ★☆☆☆☆
他人の主張ばかりを参照し、自責の主張もなく大きな誤解を招く恐れのある業界一最悪な本
帝塚山学院大学教授・香山リカさんを訴えたい

<理由>
・『30代うつ』は仮病だという主張にしか取れない
 本当に30代の人で逃避型・未熟型うつの人もいるはず、誤解を招かないようにしているつも りだが、あとがきにやっとその文章が出てくるので本文しか読まなかった人はどうか?
・他人の主張ばかりを参照し、あたかも自分の執筆のように書いている
 はっきり言ってこれが本になっていいのか?正直大学生のレポートだ
・何が言いたいのかわからない
 終章の自分が「30代うつ」だと思う人へを読んでみて正直従来型のうつ病患者の治療方法を 羅列しているだけ
・タイトルは本当に正しいのか
 仕事中だけうつ病ににある人たち 30代うつ、甘えと自己愛の心理分析
 これを見ただけだけ、30代うつ病患者がなぜ仕事中だけうつ病になるのかという風にしか取 れない。そういっているにも関らず30代うつは仮病だ、自己中、甘えでわがままだと言い
 心理分析はすべて香山氏の考えがまったくなく他人の意見を引用。自責がない。
以上4点で業界一最悪本だと思った

この本を読み怒りを覚えるのがうつ病なのかもしれませんが、同じ病気で悩んでいる方如何でしょうか?うつ病の本は最近たくさん出版されていますが、こんな最悪の本は初めてです
私はうつ病になり3年が経ちます。この帝塚山学院大学香山リカ教授よりもうつ病患者や
うつ病患者を家族にもたれている方、職場の上司の方にためになる本を書く事ができる自信があります。
最後に一言だけ、うつ病患者をもつ家族の方、職場上司の方、特に職場の方は
この本のタイトルを見て読んでみようと思われたと思いますが、誤解なきようお願いします
この本がすぐに書店から無くなる事を祈っております


うつ病者に対してひどすぎる本 ★☆☆☆☆
職場のみで鬱になる人でも、本当に苦しんで、救いの手を
求めております。
少しでも回復して職場復帰しようと、生きがいを探しています。
そんな気持ちの人たちを、突き放して批判する本です。
精神科医なのに、人の気持ちがわからなすぎませんか?
このような医師にはかかりたくないものです。