進化学での生命の起源説はまだ十分とはいえない。しかし、必要条件の探求は必要であろう。
それが、例え、十分条件でなくてもそれはそれで意義のあることであろう。探求すればするほどに神秘が明確になるからだ。

細胞の進化、性の意味、これらを探求することは医学的にも意味があると思う。私は奇跡なくして進化なしと思っている。この世界は奇跡の産物ではないか？その世界を理解することを許された人間は世界と共生しなければならない存在であると同時に特別な存在であると思う。

共生説は進化に飛躍があることの証である。なぜにそんなことが起こるのか？ふと疑問に思いながら、その現象をただ自然の中の事実、自然の一部とだけ解釈することしか許されない科学の世界からはみ出る心に余興を感じつつ様々な変化が補い合う進化や時に大きな環境変化で大転換があったと言う科学的生物史を楽しむ私であります。