ここから杉山清貴はどんどん進化し変化し2003年の今も 彼の世界を届け続けてくれます。単に太陽サンサンの夏だけでなく、木陰の静かな夏もあれば、朝日のまぶしさ夕暮れの哀愁、優しい恋、激しい恋、切ない恋、人間愛、生活、仕事、人生、友情、郷愁、世界平和...。メッセージ性も音楽性も 時を経るごとに深くなっているように思います。
そんな彼のオメガ時代から抜け出した 大きな最初の一歩としてこのアルバムは秀逸です!!
彼の主体性がバッチリ現れるまでは以後もう少し時間がかかりましたが、今から聴いたって遅くはないです。
10と11は曲がつながっています。このなだれ込みコンビ曲は泣かせます(11は、日テレで昔昔放映されたアニメ「三国志2 天翔ける英雄たち」のテーマ曲でした)。いくつかの曲はバラード・ベスト「バラード・ウィズ・ラヴ」にも収録されています。