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ファウスト〈1〉 (新潮文庫)

価格: ¥620
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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一生に一度は読みたい名著。 ★★★★★
高校二年生ですが、三日で読めました。
というのも、漫画のファウストを読んだからこそなんですが…(笑)
しかし、難解、というかいやらしく難しくは書かれていませんし(訳者の功績でしょうね)
声に出して読みたいくらい素晴らしい言葉の数々
一種の詩なんですかね。もうどこを見ても美しいです。
何回読んでも新しく、読めば読むほど文字が香る、というのかな
外国の文学では初めて文字の香りを味わえました。
世の中の全ての人に読んでもらいたい名著ですが、
漫画ファウストを読んでまだこちらを読んだ事のない人に強く勧めます。
漫画ではファウストを1000倍くらいに薄めたくらいしか書かれてませんから
くれぐれもそれでファウストを読んだ気にならないように…(笑)
達観の先にあるもの ★★★★★
世界の根源を極めようとする超人的欲求をいだいて、博士である主人公は町へ出る。理想と現実の乖離に悩む彼の前に、悪魔が現れ、この世で面白い目をみせるかわりに、死んだら魂を貰いたい、と申し出る。強い意志と努力を信じる彼は、契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて、少女に恋をする。そんな彼に待ち受けているものとは…。


「いやはや、これまで哲学も、法律学も、医学も、むだとは知りつつ神学まで、営々辛苦、究めつくした。その結果はどうかといえば、昔に較べて少しも利口になってはおらぬ。学士だの、おこがましく博士だのと名告って、もうかれこれ十年間も弟子どもの鼻面を縦横無尽に引き回してきはしたものの―さて、とっくりとわかったのが、人間、何も知ることはできぬということだとは」
ゲーテに☆を付ける?! ★★★★★
畏れ多いので問答無用の☆5つ 冒頭 神様と悪魔メフィストの掛け合いがほのぼのと楽しい 神様だってメフィストのことを「お茶目な奴」と思っているらしいし メフィストも神様のことを嫌いではないらしい 結構いい関係ではないか で 今更だが 知の世界で行き詰まったファウストはメフィストの誘いに乗って情の世界へ旅立つ グレートヒェンとの恋 ワルプルギスの夜 この辺りメフィストもぶつくさ言いながらもまめに働いている が ファウストは満たされない グレートヒェンは可哀想に一人で罪を被らされて処刑されてしまう(ちゃんと神様の方でフォローしてくれる)がファウストのトラウマになったとも思えない 軽い奴だ しかし メフィストの災難はまだ始まってはいなかった そもそもこの書を読んだのは学生時代で あるキャラにひどく立腹したので 今でもやはり腹立つのかなぁと思ったから 再度読んでみたのである 第2部に続く・・・ 
リラックスして読んで欲しい ★★★☆☆
一部は、ストーリーとして普通に読めるけど、なーんでこんなに雰囲気が暗いんだろうって思ってたら、書斎、夜、夜、夜、曇れる日、ってそりゃ全体の雰囲気は暗くなるなぁ。そんで一部は、通しで2回連続で読んでみたけどそぉんなに面白くないかな。
もう二部をいきなり手にしな!!って言いたいところだけど、やっぱり登場人物が1部から引き継がれているので1部から読んで欲しいな。
みんなこの本はバックグラウンドが試される本、なんて言うけど、そんな事無いよ。
日本人は聖書を読まないけど、カラマーゾフ読むでしょ?ギリシャ神話を読まなくてもファウストは読めるよ。
200年前のゲーテの時代より進歩した世界に住んでいて多角的に本を読んでいる(ほぼ無宗教国家だからか?漁るように本を読む民族だと思ってる)日本人という民族は世界的に見てもやっぱり珍しい。これほど、世界の文学が翻訳されていて、誰の訳がいいと討論できる国は少ないよ。日本人なら絶対読めます。

村上春樹?はカラマーゾフはどこを開いても面白い、なんて言っていたような気がしますが、そんなことない。
ファウストの二部は、本当にどこを開いても面白い。詩としても読めるからね。

下の、ゲーテに失望したよ。ってレビュー。
初めてファウスト1部を読んだとき、『なるほどな』と納得したので、まぁ人にお勧めはするものの、あなたがどちら側に転ぶかはわかりませんが、とりあえずめちゃめちゃお勧めです。
第二部で失速してしまいました ★★★★☆
 第一部は学問の世界から世俗の世界に身を投じたファウストの行動が描かれているのだが、一種の悪漢小説として非常に楽しめた。しかし第二部に至って、その活動の場を拡張した先が神話世界で、ギリシャ神話や宗教観の素養が前提の散文詩調の内容は読む側の教養が要求されているようで個人的にはいただけなかった。その結果、快楽を究めた主人公の最期の印象も薄れてしまった。最後のシーンはファウストとメフィストーフェレスのそれぞれの思惑との関係もあり、なかなかドラマチックな内容であるのだが、そこに至るまで読み進むのがやっとだった自分が残念だ。