日本の現状
★★☆☆☆
日本で一番売れている脚本指南書でしょう。それは大手の専門学校がテキストにしているからです。
この本の理屈聞いて大方の売れてるシナリオライターは「これじゃあダメだ」というらしい。
確かにな作者は真面目に話しているが、型にはめにいってて楽しくなさそう感がたっぷり。まるで中途半端な遠足のしおりのようで、書かれているのは持ち物と大まかなスケジュール、それと危険な箇所。しかしどこに何しに行くかはかかれていないので、楽しそうじゃないということ、まるで「事故だけ起こすなよめんどくせえから」という感じ。
読後の感想は、よいと評価している人も「大変なんだなあ」であって「楽しそう!やってみたい!」ではない。つまりこの本には根本的な楽しいものを作るというエンタテイメントの香りはしないのだ。
最悪なのは微妙な理屈の断定のあと「初心者はこれでいい」を乱発していること。作家志望者のための本なら一生もんの技術教えろ。結局のところ「そんなものはない、自分で見つけていくものだ」とうことらしい。なるほどそれで「使えないプロ」が乱造されているわけか。
しかし、教えられている「いかに間違いを犯さないか」を学んだ人がスクールでもコンテストでも幅を利かせているのでコンテスト志望者は読むべき。
あえて読む必要はない
★★☆☆☆
本来ならばシナリオの一つ二つ作れば自然と身につくような本当に当たり前のことしか書かれていない。
この本を読んだところで実践しなければ意味が無いので読んでも読まなくても同じである。
基礎技術というのもおこがましい。
その上全体的に説明が冗長でボクシングだの登山だのいちいち稚拙で無駄なたとえ話がおおい。
自分が同じ本をかいたらおそらくこの半分くらいのページに収められそうである。
淡々とかつ真面目にシナリオの書き方に終始している努力は認めるので星二つ。
基本の基本この本から
★★★★☆
最低限の基本はこの本から。
なので批判出来る人はきっと次のステップに到達出来ているのでしょう。
でも、どこから初めて良いのか、どんな物なのかを一から始めるには最適。
始めたばかりの人には必需品だと思います。勉強でもそうですが一方向からの
勉強では理解できなかったり理解が足りない場合、
どうしても「古い!」と感じる場合は、
「ドラマ脚本の書き方―映像ドラマとオーディオドラマ」こちらも
お勧めです。大学や脚本養成講座などで使われていますので実績もあります。
批判は的外れ!良書です。
★★★★★
野球を始めたばかりの初心者に、基礎をみっちり叩き込むのは当然の事。
いきなり変化球から教えたら、コーチ失格です。(肩が壊れる危険があります)
著者は 『 準備も無しにいきなり高い山に登るのは危険!!』 と、基礎理論を身に着ける事の重要さを説いており、さらに、本書を読めば、ある程度の脚本は書けるが、それ以上は作者の社会観、人生観が関わるので 『 教えようが無い! 』と、はっきり冒頭に書いてるのですが、批判氏はその辺読んでないようで・・・(読んで批判してるかどうかも怪しい)
そもそも『基礎技術』と書いてる本を、高次な段階の脚本家志望は読まないよね!
この本は、シナリオの書式に始まり、映像の脚本は、小説的思考や舞台的思考とは全く異なる事、時間の処理の仕方、人間関係の明確化、など、確かに当たり前の事ながら、初心者が忘れがちな事を事細かく、体系化して分かりやすく教えてくれます。
「分かりきった事しか書いてない」との批判もありますが、実際に大量の初心者脚本を分析して、陥りがちな失敗について、厳しく注意しているのです。適切な苦言として受け取るべきでしょう。
まぁ、例がやや古い、台詞を全く信用してない(沈黙にこそドラマがある!と言い切ってます)など、個人的には反発もありますが、これから脚本書いてみようかな?というド初心者は、読破しても絶対無駄にはなりません。お勧めです。
・・・自分は「脚本って大変だなぁ・・・」と思い知らされただけで、もういいです。(笑)
うーん
★★★☆☆
基礎技術ということだけど、この本、本当にいい本?
当たり前な決まりごとだらけで、これで面白い本かけるのかな?
台詞も古いし、発想は別で補うべきだと思う。