普段あまり果物を食べず、頂き物の果物をおすそ分けし忘れているうちにダメにしてしまうこともあったので、果物をもっと活用できる方法を探していたらこの本に出会いました。
　掲載されている果物は、いちご・梅・びわ・ブルーベリー・桃・いちじく・さくらんぼ・夏みかん・バナナ・パイナップル・梨・栗・柿・ぶどう・木の実・りんご・レモン・ゆず・きんかん・みかんです。
　『いちごムース』や『りんごパイ』あたりは他のレシピ本でも見かけますが、『さくらんぼのウェルシュティー』や『がんずき』というのは初めて見ました。
　すべてのレシピの写真が載っているわけではありませんが、写真が載っているものはどれもおいしそう！
　ジャムやコンポートの作り方も出ていてその応用方法も書いてあるので、とりあえずたくさん作っていろいろ応用してみようという気になります。
　果物ごとにミニエッセイのようなものがあり、それがまたくすりと笑わせてくれます。
　お店では売られていない、家庭の味という感じのおやつばかりで、近所の料理好きな仲良し奥さんに教えてもらっているような雰囲気の、なんだかあったかい本です。
（なぜか梅干の作り方も出ています。）
　星5つでもいいのですが、写真が少ないので星4つにしておきました。

お菓子や料理の本は、写真がきれいで手順が詳しくてというのが好まれるかと思います。こちらは、分と挿絵、巻頭のカラー写真程度なのですが、
その分、コンパクトな中にレシピがいっぱい載ってます。
果物は、そのまま食べるのが一番と思っていますが、食べきれない場合もあり、ジャム等に加工する必要に迫らせる場合があります。
そういう時に、この本を見つつ、調理してます。
肩の力を抜いて作れるので、気に入っています。
この本に載っている”クラフティ”、簡単なのですが、他の料理研究科のものより、お味は一番気に入っています♪