正直言って、内容は期待はずれたった。まず、それぞれの論文が何を言わんとしているのかよくわからない。また、それらに提示してある事例や視点、ポイントもあまりに実際のプロジェクトの問題とかけ離れており、読み終わった後、「プロジェクトを成功させ」られる気にはならない。おそらく、私のような実務者を対象に書いた本ではないのだろう。
所謂「プロジェクト管理」の(基本的な)技法を説明したものではなく、ポイントをついて、今までの手法等の問題点とそれを解決するための、新しい方法やツールを紹介したものとなってました。
どのようなプロジェクトでも、対応できるような内容になっていました。が、部署・部門をまたがった製品開発や、大規模な(設備)投資等が例になっているような印象でした。
1つ1つの論文が若干短めで、「もう少し詳しく説明して!」という印象を強く受けました。例もわりと、「さらっと」書いてあります。
勘がよければ、あるいは、経験が豊富なら、この論文から、「ひらめき!?」が得られるような気がしますが・・・??