ただ、心理学など学問で人間真理を探究しようとしている人達には、言葉の追求となって著者の伝えたいことはほとんど分からないでしょう。この本を読む前に必ず、禅の師匠について参禅すべきです。
またこの本では、ある禅師の言葉が紹介されています。
”書いた言葉は、解放の源であると同時に、もつれの源と成りうる。然るべき人が然るべきときに服用しない限り、霊液とも毒となる。どうぞ注意されたし。”この本はまさにこの通り体験に勝るものなしです。理解しようとしても無理なものを扱っているのですから・・・