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絶対可憐チルドレン 10 (少年サンデーコミックス)

価格: ¥410
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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面白い…が! ★★★★☆
GS美神からのファンとして。
両作品の大きな違いはズバリ、『横島』!つまり、『コンプレックス』。
チルドレンは、そうと言い切れるわけではないが、美男美女美少女で固められている。あの『横島』を知ったあとでは、正直、物足りなさを感じてしまう。チルドレンから椎名ワールドに入った新しい読者さん達は感じないでしょうが、GSからの長い読者さん達は、少なからず、感じているのではないでしょうか。
絶対可憐な女の子達 ★★★★☆
ナオミの表紙がやたらと眩しい10巻です。
おまけの4コマも笑えます。ナオミでこういうネタに行くのは結構意外でしたが。(ダブルフェイスのどっちかなら普通にありえるネタ)

「国王陛下のチルドレン」は前巻からの続きなのですが、アダルトチェンジ(古!)した葵と紫穂のアクションやポーズはカッコいいです。しかし皆本、このままロリコンへの道一直線なんだろうか・・・?兵部が不二子のチルドレンと皆本がデキちゃえば最悪の未来は回避できるという考えに「早すぎる」と言っていますが、こいつも登場当初は確か・・・。

「絶対可憐ワイルドキャット」はチルドレンが完全に脇役に回り、ナオミが主人公になる話。皆本もいつもの知将ぶりはどこへやらチルドレンに振り回されまくりですが彼らのドタバタも面白いし、谷崎とのコンビしか目立たないナオミが実は「絶対可憐」屈指の人格者であることが描写されるエピソードでもあります。

「とっておきの日」はこの作品の根幹にあるテーマを捕らえた話。
作中時間が明言されることになります。大人薫が皆本の元を離れるほどの体験をしてきたのか・・・?対して葵や紫穂は10年経っても皆本の元にいた模様。
残念ながら兵部の「(皆本が)チルドレンとのつきあいは仕事」というのは不二子が初登場のエピソードで既に読者視点では違うということが分かっているので、あんまりピンとこないという印象が。寧ろ兵部の過去が語られますが、こいつもそれなりに若者やってたんだなあという印象。てかかなりの不幸者だよな。
後、このエピソードでは紫穂が皆本大好き(普段でもよく分かりますが)なことがよく伝わるエピソードでもあるので、彼女のファンは細かいシーンにも必見です。
奥の深さを感じさせる、非常にバランスの良い巻です ★★★★★
世界を破滅させる悪魔にも、世界を救う天使にもなりうる超弩級のエスパー女子小学生3人を中心にしたエスパーバトル+ギャグコメディ作品。今巻は大きく3つのエピソードに分かれます。
主にバベルサイドからチルドレンとの絡みを描いた『国王陛下のチルドレン』の後半、主にパンドラ(特に兵部京介)サイドからのチルドレンに対するアプローチを描いた『とっておきの日』、そしてその2編に挟まれる形で、サブキャラクターがメインとなる『絶対可憐ワイルド・キャット』が収録されるという構成ですが、この作品の根本的な設定とキャラクター配置を、バベル・パンドラ両サイドから掘り下げつつ、サブキャラにもしっかりとしたキャラ付けと魅せ場を提示するという、非常にバランスの良い内容となっており、ポテンシャルの高さを感じさせる巻となっていますね。
残念ながら『国王陛下のチルドレン』の前半は前巻の収録なので、今巻だけを取り出して読む事には少々不向きなのですが、全く未読の方でも作品全体の雰囲気を感じ取る事が出来そうな、濃密な内容の巻だと言えると思います。
『国王陛下のチルドレン』の後半はいよいよ本格バトルに突入ですが、ギャグ&H要素の絡め方が相変わらず絶妙です。ラストの3人のじゃれあいと、それに全くお構い無しの大人たちの思惑という構図は実にこの作品らしい締め方です。
『絶対可憐ワイルド・キャット』は、今巻カバーも飾っている梅枝ナオミをメインに据えたストーリー。コロコロ変わる表情、何事にも一生懸命な生活態度、とことん善玉な性格等、彼女の萌え要素が120%詰まった内容となっています。彼女のファンには堪らないですね。
『とっておきの日』は物語の最も根本的な伏線にも関わる極めて重要なエピソードです。冒頭及びラストでの、近未来における薫と葵&紫穂との対峙シーン、兵部京介の過去を生々しく描いたシーン、そして重要アイテムの登場、読み応えは充分です。
チルドレン同級生、高野の意外な好み? ★★★★★
 収録内容
 1st sense.国王陛下のチルドレン(4)
 遂に先代とチルドレンとの戦いが始まる・・・
 ポイントは弓と剣とハンマー、チルドレンそれぞれの武器・・・
 2nd sense.国王陛下のチルドレン(5)
 戦いは佳境へ、超度7同士の戦いは決壊を破壊するほどの力を・・・
 ポイントはオチの薫の攻撃?・・・
 3rd sense.国王陛下のチルドレン(6)
 遂に戦いは決着、そしてそして不二子の目的は・・・
 ポイントは兵部がいつも見ている映像機械?・・・
 4th sense.絶対可憐ワイルド・キャット(1)
 特務エスパー「ワイルドキャット」ことナオミの行動に不振を抱いた主任は皆本達に頼んで・・・
 ポイントはバベル職員女子寮「女子エスパー寮」、表紙裏の四コマに絡んでいます。
 5th sense.絶対可憐ワイルド・キャット(2)
 ナオミの行動を見張るチルドレン達、そして優等生のナオミが遂に・・・
 ポイントはコスチューム瞬間移動で変装した潜入捜査官?・・・
 6th sense.絶対可憐ワイルド・キャット(3)
 ナオミ万引き疑いの真実、そしてナオミに親衛隊が・・・
 ポイントは二度にわたるナオミの笑顔・・・(あれがワイルド・キャットの最高の武器!)
 7th sense.とっておきの日(1)
 2020年東京、パンドラの仲間になった薫は葵と紫穂の元に・・・
 ポイントは写真フレーム付きのオルゴール・・・
 8th sense.とっておきの日(2)
 チルドレンの進級祝いに訪れた兵部、彼がチルドレンを連れて行った先は・・・
 ポイントは普通人とエスパーとの一般社会における差別・・・
 9th sense.とっておきの日(3)
 自らの過去を語る兵部、陸軍特務超能部隊だった頃の彼は・・・
 ポイントは3rdにも出た機械?の正体・・・
10th sense.とっておきの日(4)
 兵部と会っている所に皆本が起きてきて・・・
 ポイントは皆本の視力・・・
おまけ
 エクステンション(つけ毛)を付けたチルドレンを見た高野の反応は・・・

 今巻のお気に入りはおまけ漫画です、しかし漫画のキャラって髪型で別人になりますね