第2部での盛り上がりはぜひ体験して欲しい
★★★★★
前作となる第1部はかなり中途な状態で終えたため、
今作を観ないと視聴者も収まらないだろう。
前作の設定と登場人物をすべて引き継いでいるため、
今作から観始めるのは不可能。必ず第1部を観ておくこと。
開始直後は第1部と少し時間の間隔が空いているために
どういうことになっているのかがわからないが、
すぐにそれを埋め合わせる説明がつく。
第1部よりもテンポがよくなり、全体的にスピード感が増す。
毎回、次回が非常に気になる終わり方で
週刊マンガのごとく「えっ、どうなるんだ!?」という強い引きがある。
次の回ではその疑問に応える展開がきちんとあり、
かなり脚本をしっかりと作っている印象がある。
特に途中にあるいくつかの山場は衝撃的で、
たった1話で大きな変化を見せてくれる。
相変わらず登場人物が多く、しかも髪型や服装が変化したり
かなり期間を空けて再登場したりするため、
知っているはずの人物でもなかなか気づかなかったりすることがある。
また、会話の中で別の人物の名前が出てくることも多いので
誰がどんな名前でどの組織に属しているどんな役割の人物かを
しっかりと把握しながら観ないと、なかなか理解がしにくい。
全部を観終わった後で、整理しながら2周目を観るのがいいだろう。
「ナイトメア」と呼ばれるロボット兵器でのアクションシーンも
オリジナリティのある動きや見せ方でなかなか楽しませてくれる。
キャラクター好き、戦略好き、政治好き、ロボット好き、恋愛好き、と
いろいろな好みの人に興味を持たせるだけの要素が詰まっている。
最後までスッキリとさせてくれる話の流れで
観始めると止まらない魅力を常に保っている。
特に第2部後半の展開はかなりのもの。
第1部から通すとかなりの量にはなるが、
第2部での盛り上がりはぜひ体験して欲しい。面白かった。
冒頭は呆気に取られました。
★★★☆☆
最初に見た感想は「パラレルワールドか・・・」と思っていました。
いないはずの弟まで出てきましたから。
しかし騎士団やカレンたちが出てきて、そしてC.C.による記憶の回復で
ようやく話が見えてきました。
前期1話とも交錯する場面があったのはいい演出だと思いました。
しかし前期を見ていないと解らないところもありましたね。
ナナリーのこととか。
そんな中で印象深かったのはこの台詞です。
「世界は変わる・・・変えられる!!」
完全にゼロの復活ですね。期待を持たせるラストでした。
スタッフロールのキャラたちの羽は騎士団側とブリタニア側を
示しているようですが。ロロの羽はこれからの運命の暗示なので
しょうね。
ギアスとしてみなければ面白い
★★★☆☆
一期のギアスは既存の設定を上手く使って面白くしていたのに対して
R2は多少統合性が無くなっても予期せぬ展開にしようとしているから
もうこれは別のアニメとして見た方が良い
R2の悪いところは、とにかく展開が早く、登場人物の描写も民衆の描写も全然足りないので、展開に合わせて動く記号みたいになっている所だ。
その割に南がロリコンとか、どうでもいい描写が多い。
それに、帝国の圧制とイレブン差別→それに怒るルルーシュ
という背景がないがしろにされてるから、ルルーシュの行動が独善的に見えてしまうのも痛い。
忘れがちだが、本来ルルーシュの目的は日本人の為の「日本奪還」であって「ブリタニアと戦争する」ではない
前作ルルーシュには弱い立場の日本人に対する理解があった。
ラストでナナリーと日本を天秤にかけてナナリーを取ってしまったので、
R2でもそれを引きずってしまい、その結果、独裁者みたいなよく分からない性格となりキャラ崩壊してしまった。
もう一人の主人公、スザクも偽善っぷりが無くなって魅力が減退してしまっているし、
だからといって突き抜けてもいない。そんな中途半端さなので、言われてるような対称的な主人公って事はない。
ただ、普通のアニメとして見ると充分面白いので、R2というギアスとは無関係のアニメと思って見れば楽しめる。
早くギアスのstage26以降を見たいな
コードギア巣 外道のルルー種
★☆☆☆☆
確かに前作より戦闘は素晴らしいほど強化したね。「フレイヤはOKだよん」でも逆にストーリーを崖の淵に追い込んだ、ルルーシュが死んで当然の結果だったが他のキャラもどうにかしてほしい。
主役級キャラならまだいいけど、何かが増えて誰だかわからない(兵士扱いの人達)、ごちゃごちゃしすぎでグダグダになりました。
最初のコードギアスの勢いが強すぎてうまくまとまってたとは言いませんが、続編は出るんだろうなと思っていてもかなり良かったですよ。
元凶はR2にありですかー、最初からコードギアス見た人はシリーズの最期まで見たくなるものです。
新たなる序章
★★★★★
前回の続編になります。
始まり方も緊張感あって良いし、何よりも新たなる反逆の予兆を感じさせてくれました。
最後のルルーシュ(前半期の最後)がどうなったかも見れて良かった回でした。