いくつもの名前、入り乱れる想い、さまざまな表情――超大国に征服された国で暮らす、『コードギアス』の登場人物たちは、いくつもの見えない仮面を身につけている。その仮面を使い分け、ときに力で、ときに言葉で、自分の目指す場所へと突き進む。廃嫡された皇子ルルーシュが、巨大な帝国を倒すためにとうとう自分だけの軍隊「黒の騎士団」を立ち上げた! その劇場犯罪的な登場があまりに衝撃的。シリーズのターニングポイントとなる8話から10話を収録。とくに10話の大迫力のナイトメア戦にメカ好きはたまらないはず。ひとりで観るときはカッコよさに酔いしれて、みんなで観るときはツッコミながら楽しめる。いま一番豪快なアニメ。(志田英邦)
悲痛な折り返し点。
★★★★☆
TURN11で、ゼロの策で中華連邦全域に発生した大暴動を見て、シュナイゼルはこう言います。
「国とは人だよ。民衆に見捨てられた大宦官に、ブリタニアの貴族となる資格はない。」この男は割と良い事言ってますけど・・・後々の展開を知っている上で見たら余りに白々しく聞こえてしまいます。星刻の天子への変わらぬ忠誠・・・・ゼロが認めるだけあって渋いです。
TURN12では咲世子の後始末にルルーシュが奔走。さらに咲世子の暴走がエスカレートして大混乱に。でもミーヤというキャラは素人の声で拍子抜けですね。プロの声優を使って欲しかった。そんなこんなでカップルが成立し、それを見つめるミレイに咲世子が一言。
「少しは本気だったのでは?」かつての主人の思いを察していたようですね。しかしこれがルルーシュの学園生活のピリオドになろうとは・・・・・・・。
TURN13で、記憶を取り戻したシャーリーは混乱しながらもルルーシュを支えようと決意。そんな中、ジェレミアが追跡してきますが、ゲフィオンディスターバーで苦しめられながらもルルーシュに自らの過去と本心を語ります。その中に・・・。
「やはり・・・・・あなたの戦う理由は、マリアンヌ様のためだったのですね・・・・。」騎士の忠義を貫き続けるジェレミアをルルーシュは自らの臣下にしました。その直後、シャーリーが撃たれて瀕死になり、ルルーシュはギアスをかけますが・・・制約を思い知らされただけになり、変わらぬルルーシュへの思いを伝えてシャーリーは息を引き取りました。本当に悲痛でした。そしてこの一件が、ルルーシュの転落のきっかけになるのです。思えば「犯人は誰だろう。」という議論があちこちで交わされていました。謎を秘めつつ次回へ続きます。
TURN12はあまり出来がよくありませんでしたが、日常の終わりを製作者の皆さんは描きたかったのでしょう。ここからは波乱だらけになります。そういう意味では重要な折り返し点になったと思います。
私だって好きだったんですよ?
★★☆☆☆
彼女の死にはあまり大きい意味がないように感じます後半への伏線も薄いですし
ストーリーの進行上仕方ないのかもしれませんがそれにしてももう少しやり方があったはず
割りと好きなキャラだったので残念です
無理矢理悪役にしたてあげられたロロも被害者でしょう
涙なんてでてきません
最終回は泣きました
最終回の彼の死にはちゃんと意味があり、整った舞台での死だったからです
マクロスFやガンダムOOもそうですがキャラを殺すことで直接的に泣かせようとしすぎです
人の死にそれなりの演出をすれば涙はとれるもの
これで泣くのは初心者か子供くらいのものでしょう
キャラを殺して涙をとるやり方は幼稚なのです
これを実行してしまったことでこのアニメはそこらへんのエンターテイメントと大差ないものになってしまいました
ユフィがあんな最後を遂げたことでなにかやらかしてくれるのではないかと期待していましたが、ちょっとしすぎたようです
某雑誌で賞を総なめにしていますが納得いきません
個人的にはエウレカセブンやグレンラガンの方が好きなんですが…萌えが主流になった今、ああいうタイプのアニメは流行らないのでしょうか?
作画は相変わらず秀逸なので☆2つ
必要のないシャーリーの死
★☆☆☆☆
一期14話の感動を返せと言いたいですね。 一期14話でシャーリーを生かすにしろ殺すにしろ、
ルルーシュは学園から退場すべきでした(ナナリーや他学園キャラには本国に留学すると言い聞かせれば大丈夫なのは悪夢版で出てくるので問題ない)。
そうすればシャーリーの死or記憶喪失で平和な学園生活を終わりを告げ、 ルルーシュの反逆に時間を割けて、話のメリハリも出たと思いますし、
二期開始も大きく違ったものになったかもしれないのに、 ただのお色気要因+ルルーシュ持ち上げ要因に成り下げた脚本には心底失望しました。
シャーリーは死亡後の扱いも非常にお粗末なものでしたね。
本編では没後すぐに別の女キャラがあてがわれ、 その後空気になり、 学園キャラにも忘れられる始末。
公式HPのキャラクター相関図(ルルーシュから見た各キャラへの関係)で 同じ死亡キャラでもルルーシュとろくに会話したことのない朝比奈のようなキャラクターは残ってるのに ルルーシュの走馬灯にも出てくる大切な友人のシャーリーは抹消…。
谷口さんの指示で相関図は書かれているそうですが、 谷口監督はシャーリーとシャーリーファンに何か恨みでもあるんでしょうか?
まぁ、シャーリーはただの使い捨てキャラ、 ギアスはキャラクター一人一人と一部のファン以外を大事にしない人たちが作ってるアニメなんだなぁということがよくわかりました。 DVDは買いません。
一期のDVDも全部売ります。
イラストドラマは?
★★★★☆
作品の内容についてはとても面白いと思います。しかし、今回イラストドラマが入ってません。今までずっと収録されてきたのに少し残念です。代わりにノンテロップOP等?が入ってます。あと批判されてる方、散々文句言っといて「一応最後まで見る」とか訳が分かりません。見たら見たでまた批判書くんでしょ?つまらん作品とか言ってても見るなんてよっぽどヒマなんですね…。
佳境に入っていく
★★★★★
この巻の最後に衝撃の展開でその後いよいよピカレスクロマンが佳境に入っていきます。
特に11話、13話には会話の中にギアスという物語を理解するのにあたって重要な言葉がいくつも散りばめられています。
最終回を見た後、何度も何度も「ギアス全体」を通して考えて、物語全体の主旨を理解できたのは最終回後2ヶ月も経ってのことでしたwが、理解できた時の感動と快感はギアスならではだと思います!
この巻に出てきたキーワードを頭のかたすみにおいて最終回まで見るのがお勧めです。