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アメリカ以後 (光文社新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
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日本はいつまでアメリカを信じていけるのか? ★★★★★
通貨市場では米ドルが売られている。
発表されるアメリカの経済指標は決して悪くはないのだが
財政赤字と経常赤字、双子の赤字は拡大し続け
それを見越した米ドル安は止まらない。

その米ドルを買い支えているのが我が国の日銀・財務省である。
ほとんど孤軍奮闘と言っても良い。
そして買い取った米ドルはそのままではもったいないので

大部分が米国債購入資金となり運用されている。

日本がどんどん買ってくれているおかげで
米国債はその発行額が漸増しても価格が下がらない。
そして米金利は低いままに押さえ込まれ
米国のクラッシュを支えている。

日本はそう言うつもりではなくとも
知らず知らずのうちにイラク戦費を拠出し
アメリカの赤字を補填しているのだ。

そんな日本で良いのか、と田中氏は問いかける。
アメリカがこれまでのように世界を単独で支える力を失った今、
全てをアメリカに委ねてしまうのはあまりにリスキーだ。

反米ではない。仲違いする必要もない。
しかし未来においては、日本はこのままではいけないのだ。
そのバランスが、今、求められている。
警鐘はとっくに鳴らされているのだ・・・。