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川本真琴

価格: ¥2,854
カテゴリ: CD
ブランド: ソニーレコード
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何時聞いてもいいアルバムだ ★★★★★
10分前・愛の才能・DNA・やきそばパンと十代の複雑な感情を歌った曲が多い川本真琴の1stアルバム。
久々に聞いたけど、1曲目の"10分前"から作詞作曲共にぶっとんでるなぁ…こういった型ににはまらない
普遍的な曲を1曲目に持ってくるからこのアルバムは好きだ、聞いててテンション上がります。

2曲目の『愛の才能』当時大ヒットした『2/1』もいい曲だけど、個人的には『DNA』『焼きそばパン』の2曲を押したい。
といいますかこの2曲、どっちにも"他人"って歌詞があるんだけどニュアンスが全然違ってて面白い。
特に等身大の女子高生を歌った曲、焼きそばパンはこの人だから書けるオリジナリティの高い曲だと思う。
全体的にシングル曲以外は変わった曲調の曲が多い感じがするけど、不思議とクセのある感じはしないんだよなぁ…
彼女の声質が一つの理由だと思いますが、単純に才能が無いとどう見ても1stでこの出来には出来ないと思う。

何で活動やめてしまったんだろう…と思ってたら今年newアルバム出してたんですね、近々聞いてみるか。
とにかくこのアルバムは独創的なメロディーの曲が多いので97年発売だけど全然風化していない、
なので若い人(特に女性)は是非聞いてみてほしい、多分聞いたら何処か共感できる部分があると思いますよ。
ものすごいアルバムだと思います。 ★★★★★
ふとしたきっかけで最近聴いたこの「川本真琴」ですが、一聴してすぐお気に入りになりました。
とても複雑なコード進行、初期衝動的な、女の子のあるがままが出たような歌詞、畳み掛けるような早口の歌い方、そしてあどけないような特徴ある声等それぞれが印象的です。複雑な要素が絡み付いた楽曲達ですが、とっつきにくさは全然なく、とてもポップです。早口な歌い方でも、言葉にリズムがあるのが、個人的にはスゴく気に入ってるポイントでもあります。
ポップな作品はどうしても時間の経過で古くなりがちですが、この作品は発売から13年経ってても全然聴けちゃいます。曲、詞、声、アレンジ等の一体感が素晴らしく、強いエネルギーを発しているような感じです。


かなり個性的、そして素晴らしい作品だと思うので、今からでも是非聴いて欲しい作品であります。
今流行っている一部の音楽(あくまで一部)より断然面白いし、センスがあります。


*ちなみに、歌詞カード(?)の方もちょっとした工夫があって良いですよ。
こんなアルバム聴いたことあるかい? ★★★★★
「愛の才能」発売の頃から比べると、
スタイルすら変わってしまい、
シングルのジャケットを見ると時代を感じる。

ただし、アルバムの構成として改めて聴くと、
この「愛の才能」も、
川本真琴のDNAとなって、
バランスよく思えるから不思議。

特にバラードの「タイムマシーン」「ひまわり」にいたっては、
哀愁を通り越して、
昇華された蒸気の涙が一面に広がるくらい名曲だと思った。

アップテンポな曲では、
良い時間帯に「やきそばパン」がアクセントになっており、
曲名通り、美味しさを上手に挟み込んでいると思う。

ミーハー気取りで、シングルカットされた曲だけ飛び飛びで聴くと、
似たり寄ったりするのに、
それが他の曲の存在で上手に融合している構成はさすがです。

今聞いても、全く古さを感じさせない、
とても意欲的で完成度の高いアルバム。

タイトル名と歌手名が同じってのも、
何か微笑ましい。
これ・・・ ★★★★★
とてもいいアルバムです。

自分は七尾旅人が好きで、ひょんなことから川本真琴とのつながりを知り(シングル「ブロッサム」)、気になって購入しました。

・・・というか
1997年当時リアルタイムでこれを購入しましたが、あまり聴かずに売却した記憶があります。

改めて聴き直してみたのですが、独創的な歌詞にメロディ、弾き殴られるギター、この人が当時ポップアーティストとして日本の音楽業界に受け入れられていた事実はなかなか興味深いと思います。

例えば、最近のjpopで彼女に類似するアーティストは・・・
しいて挙げれば初期のYUI辺りだとおもうのですが、歌詞は綿密に書かれていて川本真琴の様な衝動的な歌詞とは明らかに一線を画しています。

話を少し戻しますが、
自分は七尾旅人が好きで、彼の詞、曲、歌い方などの衝動的で即興的なところ(つまり違和感を敢えて残した状態で完結させている)が彼を孤高な存在に至らしめていますし、そのサイケデリック感に自分は魅了され続けているのです。

さて、
この作品にも七尾旅人が持っている即興的な・・・とまではいかないまでも衝動的な部分を多々孕んでおり、
違和感イコールサイケデリック(個人的な見解ではありますが)
という見方をすれば、このアルバムもなかなかサイケデリック。

だらだらと書き連ねましたが、要は
「今改めて聴いてみると意外といいかも」

って感じです。
・・・そこらじゅうで安く売ってるし。
個人的には、J-POP史上No.1のアルバム ★★★★★
あの頃、TVで歌う彼女の姿をよく見かけた。声のパンチと音程の確かさは印象に残ったが、早口でせわしなく歌う印象で、タイアップなどの先入観もあって当時は曲をしっかり聴くことはなかった。
彼女の姿を見ることがなくなってから、ふとしたきっかけでアルバムを聴いた。そしてノックアウトされた。

このアルバムのプロデュースは、彼女のシュールな資質にポップな外枠を与えるという困難な課題を巧みにこなしている。一見親しみやすい楽曲からも零れ落ちる才能の煌きは隠しようもなく、誰にも真似の出来ないワン&オンリーの世界が展開されている。
詞も楽曲もポップながらある種の緊張を孕み、若さ特有の危うさやはかなさがうまく掬い上げられている。この危うさの印象は、今となってみればむしろ彼女の本質的な在り方の反映と思える。どのような事情があったのかはわからないが、マーケットでの成功からは遠ざかり、メジャーシーンから消えたのは彼女自身の必然なのかもしれない。
現在、彼女はしがらみから離れて比較的自由な立場にあるのではないだろうか。どのような形でもいい、また声を聞かせて欲しい。