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七人の魔道師―グイン・サーガ外伝(1) (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥714
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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他の外伝も読みたくなるなぁ ★★★★☆
1981年に出版されたと本書が、現在最新刊である「遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉」の続きともいえる構成になっている。なので、127巻読了後の今、再読してみた。最初に読んだ約20年前と違っているのは、これまでのグイン・サーガの足取りが作者の頭の中を飛び出して、活字になってしまっていること。この初期に書かれた記念すべき外伝第一巻が、これだけ先の内容について書かれたものであり、時間と巻数を経た今、作者の構想がどれだけ変わっていなくて、そしてどれだけ変わってしまったかを知ることができる貴重な一冊である。
127巻の後に再読したい! ★★★★☆
1981年に出されたこの本は、
2009年に出された著者訃報の後の127巻の、
ちょうど続きぐらいの内容で、
127巻まで読んでから久々にこの外伝を読むと、
本編の続編としてとても楽しく読めます!

外伝らしい魑魅魍魎とした感じと、
本編には欠かせなくなりそうな、
主要人物なども登場し、
今、読み返してもおもしろい、外伝渾身の一作といった感じです!
シリーズ中、1冊を選べと言われると迷わず推したい ★★★★★
いまでは別の世界に飛んでいってしまった観のある「グィンサーガ」の初期に発表された作品。外伝一作目。シリーズ中、いずれか一冊を選べといわれると迷わず本作を挙げたい。
やや硬めの描写から始まる本作品は、正伝を知らなくても、グィンサーガへの入門篇としても読めるのではないだろうか

舞台は現在進行形の正伝より少し先の時代、パロ内乱平定後のケイロニアの首都サイロン。疫病が蔓延し、禍々しい暗雲に覆われたサイロンの上空に巨大な目が現れる。解決を図るべく豹頭王グィンは単身、サイロンに向かう・・・。

本書が書かれた当時は辺境編が終わるか終わらないかといったところであったため、本書のグィンがいきなりケイロニア王になっていたり、ゴーラ王イシュトヴァーンとの国境紛争を臭わせる記述があったりと、そのふたりの境遇の変わりようは驚きだった。魔道の描写が少なかった辺境篇からはすると、本作では表題のとおり7人の魔道師がサイロンに集い、グィンと対峙するというダークな展開が新鮮だったのを覚えている。

最近の正伝では過剰とも感じられる描写に辟易する部分が少なくないが、本作の文章は適度に締まっている。グィンやヒロイン「ヴァルーサ」の描き方などグィンサーガの原点のひとつだと思われるE・R・ハワードのコナンシリーズを髣髴とさせ、正伝では失ってしまったこうしたヒロイックファンタジーの系譜を感じさせる雰囲気がとても好ましい。

たまに読みたくなる ★★★★★
この本はグインの長い冒険の後(途中?)を書いた話です。
本編で言うと1??巻位に当たるのか、未だにわかりません(笑)。

この巻の内容が本編にすこ~しずつゆっくり出てくるので
それを追うのも楽しいかと。作者の栗本さんもつじつま合わせに
苦労してるみたいですが(笑)。

内容自体は本編と違い、とてもSFな出来です(変な表現?)

とゆーか、変なわけわからん化け物が連発して出てくる。
この化け物共にグインが仲間と共に立ち向かっていく、という
王道のお話であります。
未だに本編と並行してたまに読みたくなる一品ですね。

魔道に彩られた不可思議な冒険。 ★★★★★
グイン・サーガの外伝ではありますが、本編よりも更に魔道の色合いが濃く、本編にも劣らない重厚な味わいがあります。 サイロンを襲う怪異に立ち向かう豹頭のケイロニア王グイン。その前に立ちはだかる魔道師達。不思議な、そして圧倒的な魔道のパワーに引き込まれるように、読者も物語に入っていくことができます。

この世ならぬ不可思議さに彩られた豹頭王グインの冒険を、共に感じて下さい。