受け入れるか、抗うのか
★★★☆☆
(総合5.5/10点)
#3「union」★★★☆☆6/10点
前作の核でもあった千尋を一種の忠告者として立たせることで
久瀬の持つ秘密、苦悩、振る舞いに説得を持たせており感心しました。
淡く光る色彩と音楽の織り成すラストも相変わらず美しく、
想いの丈を真っ直ぐ伝えるミズキの躍動感溢れるラストシーンは必見。
過去と現在を混在しながらも展開が滑らかで、ようやくお話に弾みが付いた感じです
#4「turn」★★★☆☆5/10点
今回一番特徴的だったのが、前作と同じ「邂逅場面」を匂わせる構成で
元主役二人の成長ぶりを晴れやかに魅せていた点です。色彩感も実に爽快で
奇抜さとは無縁。欝と闇に包まれたかのような毒のある心境描写が冴える
今期の主人公達との差異を明確に演出しているかのようでした。
凪のさばさば感(?)もさらに際立っており、前作を踏まえた話の土台作りに
感心しました。