えーっと、BDでも一巻2話でしょうか
★★★☆☆
一期でかなり良い仕事をしてくれたスタッフが作った二期の、これが最初のBDに
よる発売になります。同時期に一期のBD BOXが出るのですが、これには1枚に
4話収録されています。2話1枚は、BD BOXのお得さを考えても、ちょっと割高か
なぁと思います。
ただ、オーサリングがH.264なのかMPEG2なのか、ビットレートはどんなものなの
かが分からないと単純比較が出来ません。一期、二期共に同じデータ量と考える
と、二期もBOXが出るのかな・・・と、勘ぐりたくなります。3話一枚くらいにし
て欲しかったなぁというのが正直なところです。
肝心の内容については、他の方が書かれている通り、予備知識無しでの視聴は、
余りお勧め出来ません。最近では良く有るパターンですが、私としては一期を見
ればそれで十分視聴に耐えうると思います。
という訳で、内容で4点、割高感で-1点とさせて頂きました。
あの映像美、再び
★★★☆☆
(総合4.5/10点)
#1「ever」★★★☆☆5/10点
前作を観ていない人には平面的、断続的に魅せる映像演出の面白さ、美しさを
堪能できる1本です。白と黒を反転させ続けるOPの濃厚な色彩表現力には
思わず溜息が出てしまいました。どこかエロスを窺わせる人間描写や
よくわからんお話はご愛嬌。
ただ若干、自意識過剰、自己陶酔のような鼻にかかる表現が多いので
鬱陶しさは否めませんでした。前作最終回の紙飛行機の行方が
本作の始まりに繋がるあたり、「記憶(memories)を紡ぐ旋律(melodies)」といった
綺麗な流れを彷彿させられます。まだまだ序盤、見所はこれからでしょうか
#2「read」★★☆☆☆4/10点
お話が全く前に進んでいない所か、意味深で怪しげな描写の連続で
我々を煙に巻くような印象でなんだかすっきりしません。
それと、どうも主役2人の上から目線というか、世と女性に対する
斜に構えた態度が過剰で不愉快さが拭いきれません。
それでも執拗に迫る純真な女性陣との絡みはいかにもという感じ。
白昼堂々、自画裸婦像を描く凪には驚きました。サバサバしすぎ。
ゲームを先にプレーした方には
★★★★☆
今作はその内容もさることながら、前作以上に卓越した音楽と奇抜な表現技法が駆使され、相当高いレベルのアニメーション作品となっています。しかし、話の切り替わりが激しいので(それも技法のひとつなのですが)ゲーム未プレイの人には少し話しがつかみ辛いかもしれません。
また、話が進むにつれ、ゲームとはだいぶストーリが変わっていくのでそこは評価が分かれるところだと思います。
例えば少しネタばれになりますが、この巻ですぐにゲームの「時間トリック」が明かされてしまっています。
なのでもしゲーム未プレイでやる予定があるのならば、アニメとの違いもわかりますし、先にゲームをやることをオススメします。
敷居が高い
★★★★★
待望の第二期スタートでファンにとっては嬉しい限りです。
ただ、第二期から初めて見る初心者さんは注意が必要です。 文庫本にPCゲーム、第一期アニメとメディア展開されてますが、複雑難解なストーリーである程度やり込んだユーザーでないと「?」が付くような内容ですんで、二期目からアニメのユーザーさんは正直ツラいかと思います。
最低でも、第一期アニメを鑑賞して満足した方のみ購入されるのが良いかと思います。