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10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 朝日新聞出版
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長期投資こそが社会をよくできる ★★★★☆
確かに本の内容はよく理解でき読みやすいと思うが、「目からウロコの資産運用法!」と本には書かれているが、そこまでの本とは言いがたいと思う。経済や景気との兼ね合いから株式投資や投資信託を考えるように書かれているが、著者の長年の経験からの判断なので、株や投資がはじめての人には本が参考にはなるが、やはり実際に株式または投資運用を心がけないとわからないと思った。自分のお気に入りの会社の株を長期ビジョンで持つことがその会社を支えるし時には「縁切り」も必要であるとの意見には賛成できる。長期スタンスでここと言う時に売買出来る腕を磨くことがいい投資の仕方だという事を著者はもっとも言いたいことのようです。初心者にはお勧めの1冊かも!
投資に対する心構えとして。 ★★★★★
 本書は、長期的に資産を形成するには、株式による長期投資が有効であると説く。
 一部、アメリカの個人金融資産の50%以上は有価証券が占めるが、日本は50%以上が預貯金・現金が占め、預貯金信仰が根強いとか、1952年から54年間で日本株の収益率は年平均13%以上で回っているから、長期投資には最適など、本当にそう言えるのか?と思える記述もあるが、資産形成には株の長期運用が有効という主張は一応、納得できた。
 では、具体的な方法はというと、これから先の日本で社会に貢献していそうな企業を選び、暴落相場で株を買い、後は待つだけと言い、企業の選び方も記述している。確かに著者が言うように考え方自体はシンプルであるが、個別の企業の選び方は簡単ではないなと感じた。やはり資産運用には勉強が必要なのである。
 総じて、本書は投資に対する心構えとして有益な本だと思う。また、投資信託の仕組みも良く理解できると思う。
超入門編の株式投資 ★★★★☆
「自分が応援したい好きな会社」を見つけて、
10年先を読んで投資する。
長期投資の実践を説いた、
株式投資をこれから始めようという人に
うってつけの本です。

私はこの本を読んで、
株式投資に資産の一部を
振り分けることとしました。
金融危機の中、
短期の値上がりは全く期待できませんが、
10年先という長期視点で、
じっくり腰を据えて
株式投資をした自己資産を
見守っていきたいと思います。
資産運用についての一つの指針 ★★★★★
 サブプライムローン問題を皮切に日本にも景気低迷、株価暴落、利下げと様々な余波が起きている。そのような中、資産運用についての一つの指針になるのが本書の長期投資についての考えだと思う。サブタイトル暴落時だからこそ株と買えというのは、単に短期的な利益を暴落時に追えというものではなく、深い著者の理念から発せられている。
さわかみファンドの澤上氏が指南する、「普通の人」のための投資術 ★★★★★
普通の人に対して「投資」をもっとも適切に指南してくれる本と言ってよいだろう。

株式投資というと、私たちは売買を繰り返して利ざやを重ねていくようなものだというイメージがある。だが、仕事を持っている一般人がそのようなことをしても、プロに叶うわけがない。実際、多くの人が利益を上げられずにいるという。ではどうすればよいのか。

私たち普通の人がプロに対抗できるのは長期投資という方法だけである。不景気に入ったときに体力と将来性のある会社の株式を買い、それを長期で保有する。ただ、それだけのことである。
プロはどんな時期であっても利益を出すことを求められるが、素人はそうではない。余裕資金の運用であれば、上がるまで待っていれば良いのである。本書のポイントはほぼこれに尽きると言って良い。
不況期に買うことがわかれば、あとは「倒産しない体力」「成長できる将来性」の2点を中心に、買いたい会社、惚れ込んでもよいと思える会社を慎重に選ぶことである。もちろんこの部分は個人の責任に帰される。

最後の章では投資信託について述べている。銀行などで買うことのできる投資信託は手数料がかかる。運用で2%利益が出ても、手数料が2%なら利益はゼロである。最初から利益を出すハードルが高い上に、「儲けやすい投資」ではなく「商品として受けそうな投資」が優先される。そんな投信で本当に大丈夫なのか。やはり手数料のない直販系投信を買うべきではないのか。このあたりはさわかみファンドで実績のある澤上さんだからこそ説得力があるのだろう。
また、投信で大事なのは複利であること。複利というシステムが運用においていかに必須であるかということは忘れるべきではない。『お金は銀行に預けるな』というセンセーショナルなタイトルのグロソブ系を薦めた新書が少し前に評判になったが、あの本を信じてグロソブ系投信を買った人はその後どうなったのだろう。