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最新 文学批評用語辞典

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 研究社出版
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絶対ではないが、定義は大切な一歩である ★★★★☆

近年の文学(文芸)批評は、その概念の多くを他の領域から、
特に言語学や人類学・社会学などから輸入して
論を組み立てることが大勢となったように思える。
(その逆もまた真なのだが)

その結果、専門としていない他領域から輸入されたコトバが
中途半端な理解で流通していることが多い。
使い勝手のよい「パラダイム」という語などは
あらゆる場所で好き勝手な意味にこき使われている。

そういった混乱した状況下
本書のような辞典の役割は大事であろう。
絶対ではないが、定義は大切な一歩である。
大学院入試対策に必須の一冊 ★★★★★
批評理論の本は色々あるが、この本は辞書としても読み物としても使える。西洋文学専攻系の大学院入試には「用語を定義せよ」といった問題があるが、英語の綴りも表記されているので、その対策としては他に類を見ない一冊である。また、批評を専門とする人でなくとも、知的視野の拡大として十分にお薦めできるものである。
日本人の英米文学研究者必携 ★★★★★
そもそも文学批評用語とは外国の定義の輸入がほとんどなので、それを日本語で解説すると抽象的で分かり辛い文章になりがちです。でもこの用語辞典は、分かりやすい日本語で書かれており、しかも例えば、「マジックリアリズム」の説明などは吉本ばななの言及があったりと、日本人に向けた情報もあって、楽しいです。Peter Barryの 'Begining Theory' などと併用して勉強すると理解度が増しました。
必携の書 ★★★★★
ある程度把握していないと学術論文は読めないにもかかわらず、文芸理論は大まかに学ぶにもかなり時間がかかる代物だ。この辞典は、「?」と思った時点ですぐに用語を調べることができる優れもの。英語ではすでにこう言った辞書はあったけれど、英語日本語の両方から引けるこの辞書は本当にありがたい。ぜひ本棚に一冊欲しい本。