営業計画書とは何か？というテーマでの展開が前半を占め、後半もステータス別の案件管理など、内容的には初歩の初歩という感想です。営業管理者向けというよりは、入社して２〜５年目くらいの営業担当者向きではないかと思われます。

これまで、営業は根性だ！カリスマ営業マンを見習え！
といった体育会系的な本はいくつも読んできたのですが、
この本は「営業計画」から論理的、効率的、効果的に成績を上げていく、
そういった手法を紹介してくれています。

特別な才能がなくても、やるべきことをきちんとやれば
売上はあげられる、そんなことを教えてくれた本でした。

内容が実戦的な本である。
営業計画書のサンプルはＥＸＣＥＬを使えばすぐに作成できた。
わが社の営業課長の研修テキストにしようかと思う。

この本、非常に良い本です。
私は営業部隊の課長をしていますが、この本を読み、今までの管理は成り行き管理だったことに気付きました。
受注確度別に商談を管理し、受注を最優先に考えた具体的なアクションプランを立てるという著者の考え方には納得させられました。
また、営業見通しの悪い時の具体的な改善策も書かれており、これが大変役立ちそうです。
実は来週に営業会議があるのですが、改善策は早速、発表してみようと思います。お陰でストレスが激減しそうです。
今までにいろんな営業に関する書籍を読みましたが、この本が一番実戦的で役に立ちます。
営業担当者や管理職者にはお勧めの一冊です。